別のぶつぶつ。

高齢化しているにもかかわらず、いつまでも「若いつもり」なカップルが劣化した場合、どのような悲劇が起こるか
この考察はさておいて、またかの話題作の感想を読んで、なるほど「崖の上のポニョ」の母親をどう思うかとは
私にはわかりやすい視点だったわ、私はネットで非難ごうごうのリサママをちっとも悪く思うことはなかったのだよね。
転勤族で仕事で家にほとんどいない夫を持つ母親の現実がどうしてああも批判されたのか、実は今もわからん。
私もあんなもんだったしね、現況と現実の自分をすりあわせた結果、こうなりました、のは他人が責める領域にはないわ。
ポニョは小さな子どもが見るのにはとてもいい作品で、もうクソミソに書いている人間はいったい何が見たかったのか、
そんなに宮崎駿が嫌いなら見なきゃいいじゃないか、つか、その作品をむちゃくちゃに切り刻むためだけに見ているひとがネットには多いのよね、「千と千尋の神隠し」なんて特にそう、
あれは小学校高学年の子どもが「自立」を考える、他人を初めて恋うことについて感じさせるには素晴らしい作品なんだけれど
とにかくやたら「あれは少女売春を「暗喩」して」としたり顔で解説した上、それを批判した私の僻地ブログにまで嘲りに来る輩がいるので、頭がどうかしてるとしみじみ思ったわ。
だいたい、私は「暗喩」という言葉には懐疑的なんだよな、
大昔、英文学の先生からは「作者はこの作品をこのようにして暗示して、、」なんてうっかり言おうものなら
「おや、君は素晴らしいねえ、シェークスピアの全てがわかっているとは、○○町に神様が現れた!」とこの上なく皮肉な名調子でやられたわ、
多分、作品との向かい合い方、ひいては批評者があるべき姿を教えてくれていたんだろう、
どのようなことがあっても批判者は制作者よりは上の立場にはいない、を教えてくれる人は今でもどこかにいるのかしらね?
巧みに文章が綴れても、もの書く人間に必要な廉恥心を持ち合わせない人は山のようにいるのだよね、、、(巧みに書けないワタクシにはもちろん廉恥心もありません。)
それはともかく、私はあまりあの監督が好きではないからお金を払ってまで見ることはないけど
テレビ放映したら見てもいいかな、程度に好感が持てる映画評を読ませてもらったのでした。
気に入らなさそうな作品をこき下ろすためだけに見に行くくらいなら「ダークナイトライジング」でも見たほうがいいんじゃないかな、
私はほめていた人がいたので、うっかりダーリンと見に行きましたが、評価は「アン・ハサウエイ、かっこええー」くらいだったな。
今度は「るろうに剣心」を見に行きます、同じ佐藤健ファンのおばはんと共に。ぐふ。
貴重な時間は大切に使いましょう。私もぶつくさ言うのをやめましょう。はい。