雑談。

話題の「ポニョ」を是非見に行きたいと思いつつ、子供達は「友達と行く」「ビデオになったら見る」と、子供が育つとねえ、、(涙)
ダーリンは「竹熊先生がああおっしゃるからには是非にでも見に行かねば」で、
私も今回、町山さんがつっこんだとたんに「母親が、、」なんて、わかったようなことを書きたてる連中が多くて、
アニメの世界でまで「母親らしさ」を押しつけるか、どんだけ「マザコン」なんだか、
確かめるためにも一度見てみようかな、なんて、「つっこむ」ために見に行く連中と変わらないな。
町山さんも全く、今時PTAだってそんな理解のないことはいわないよ、なつっこみ方をして、
前々から宮崎駿がお嫌いらしいが「父性」的なものに反発を覚えるっぽい、
それでも「父親」になったら多少は理解できてくるだろうにな。
誰かそれなりに影響力のある人が叩き始めると我も我もとなって叩き始める情けなさ、
それがそんなに気持ちいいか、最近は「老人いじめ」と「母親バッシング」がはやっているのか、
それさえしておけば国家安泰、か?全く日本は「平和」そのもの、「ご立派」!
宮崎アニメはどうしてこうも「特別視」されるのか、「もののけ姫」の頃から特にそうなったような、
「国民総動員」みたいな「力業」な宣伝で、「もののけ姫」はメインテーマを歌ってた「もののけ」を見に行きたい人が多かったのか、
誰もが見に行きたいといいながら私の周りでは誰も見た人がいなかったのでまさに「もののけ」な映画で、
ダーリンがレーザーディスクを買ったので見たけど、私は「?」。
その次の「千と千尋の神隠し」では、友達が「主人公の両親が知らないところで食べ物をむしゃむしゃ食べるのが解せん」
と、私はビデオで見て、それほどそのシーンは気にならなかったけれど、シャクナゲ(だったか?)のぐるりっと回る場面を
やはり大きなスクリーンで見たかった。「おお、CGじゃあ」とダーリンが巻き戻してみてたな、
でもストーリーはほとんど憶えていない。「もののけ姫」よりは「千と千尋」の方が気に入ったけど。
宮崎アニメでいちばん好きなのは「紅の豚」で、レーザーディスクで何度も見た。
そして今欲しいのは「ハウルの城」、私は最近の宮崎アニメではあれがいちばんよかった。
「よくわからなかった」というのはそうかもしれないが、
「これでいいのだ!」の世界観を見る側はなくしてしまったんじゃないのかな、
「きれいだったね」「かっこよかったね」だけの満足感は失われてしまったのか、それは本当に不幸なことだ。
キムタクは好きじゃないけど、その声優ぶりもよかった、絵と声がよく合っていると思った、
わけのわかっていないおばはんが「よかった」と思うのはそれなりの「評価」であるんじゃないか、
少なくとも、つっこむだけのために見る人間が斜め視線で見下すよりは。
声高に宮崎アニメをバッシングすればそれは子供にだって聞こえてくる、その声はいつのまにか子供に浸透してしまう、
「面白かった」「楽しかった」の価値観を子供から奪っているくせに
「母親が母親らしくしていない」とは、大人げない人間が何を今更ってこと、
子供の世界の「不条理」を大人が整理しようとしてはいけないのもわかってない。
もちろん、今時のお子様は「ポケモン」の方に夢中で当然、
「ポニョぉ、、、?」とぐずるお子様を、ナウシカ世代の父親の「ロマン」に渋々つきあわせるのも親子「愛」、
夏の「映画」ってそんなものだよ、それも、すぐ終わってしまうしね、、
うちは昔、よく「ドラえもん」を見に行きました、「くれよんしんちゃん」も「お約束」でした、「パパ」の趣味で。
親子映画ってそういうものだよな、、、