いろいろ。

出版界の「勝間和代」とは「切っても切っても金太郎」飴状態であるらしい。
私はここ数年の朝日新聞「be」のコラムでしか読んだことがないから面白い人に思うんだけどなあ。
「紋切り型」になるのは、様々な出版社に対して「断る力」が発揮できていないせいだろうし、
「お金は銀行の預けるな」(だっけ?)は、以前、雑誌の紹介をぱらっと読んだ時、
自由になるお金が3000万ほどある、年収最低1000万の人向けに書かれたもんじゃないか、あるいはそういうことが「わかる」人向けだろうな、
で、そういう人が日本にどのくらいいるのか、そういう人が勝間さんを読むかどうか、
世間でいわゆるところの「勝間本」とは勝間さんを「勝間和代」として「消費」したい人に売れてるんだろうという気がする、
「つっこみ」どころを探して読む人の方が多いんじゃないのかな、はてなで叩かれているのを見ると、そう思う。
勝間さんが「男」であれば「無骨な」ですまされそうな、そのわかりにくい不器用さが私は好きかも。
「女」に「愚直」であることが許されないのはどうしてなんだろうな。
勝間さんと言えば「時間を無駄にしたくない」と「酒、たばこ」はもちろんのこと、コーヒーも、チョコレートも嗜まれない、と読んで悲鳴を上げたが、
先日、新聞広告に「勝間本」の一つがあるのを見て、「この人、チョコレートも食べない人だよねえ」と
「チョコレート、命!」な上の子が「子どもにもチョコレートを食べさせていなかったらどうしよう」などと言うので、
昔、上の子がちいさかったころ、友達に「虫歯にさせないために子どもに甘いものは一切食べさせません」なお母さんがいて、
そこの子は、よそのおたくに行くと甘いモノをむさぼり食っていたことを思い出してしまった。
結局、子どもは親の目を盗んで食べるのよ、そしてたいていの親はそのうち「折れる」、そのお母さんも最終的には甘いモノを許していたな、
そのことを話して、
「お母さんが食べないからって子どもにまで食べさせてないということはないでしょ、それに欲しければ子どもさんはよそで買うよ。
あんたたちだってママが「禁止」していることを完全に「守ってる」ってことはないでしょ?」と言うと、「うん、まあ。」と、
「親の目を盗んで」子どもは大きくなる、親が建てる「禁止の壁」もまた、甘い誘惑。(なんのこっちゃ)
しかし虫歯にさせないために子どもに甘いモノは与えないなんて方法が、20年ほど前にチラッとはやったことがあったんだよね、
年上の知り合いが厳密にそれを実行されていて、それを私の家に遊びに来たときにたまたまいた母が思いっきり破って、
そして、保育園に通っていたその子は、園のお道具箱に甘い匂いのする「マミー」の「ふた」を山ほど集めているのを知り合いが知って、
「やはりやめた」と、ちいさい子に甘いモノを与えるのは小児科の先生が「必要なことです」と今では説かれているな。
何ともヘンなことがはやったもんだ、あれも「とんでも」系育児法かも。
甘いモノを解禁されて思う存分食べられるようになったお子さんも、今やもう二十歳の若者。甘いモノより「お酒」が好きな困ったちゃんだそうで。
上の子は最近、「給食が懐かしい、お昼に暖かいものが食べられるって幸せ、、」などと、給食があった公立中学のお友達とため息。
同じ公立でもうちの地区の教育大附属校は中学から「お弁当」だそうで、別な意味で「給食って懐かしい、、」と言われたそう、
いやー、附属中学のお母さんは大変、としみじみ。
勝間さんの話から、なんで食べるところに行くのやら、でも食べるのは大事。(むりやり)