「グローバル」な話。

よく読ませてもらうところで「グローバルに生きるなんてことはもう無理かも、、」のため息を聞いて、そんなことはないよ、
グローバル化」はもうすでに日本にあふれてるじゃないか、と慰めたくなった。
昨日ブクマした増田は東京が外国人に「侵略されている!」と嘆いていたけど、
なんで嘆くんだろう、手軽に異文化の人とふれあう機会が増えたってことだよ。
もう自分から海外に出る必要はない、わざわざ来てくれてるんだ、それをどうしてもっと利用しないのか不思議だ。
と、部活の東南アジア系ハーフ君から「里帰りみやげ」の甘い甘いお菓子をもらった子供の母は言うのですよ。
彼は夏休み中、母の国で生活してたから大会出場を忘れていてねえ、、(涙)
親子共々、時々大陸アジア時間(?)で生活するから困ることもあるんだが、なれればだんだん彼らの「論理」がわかってくる。
それなりに「道理」があると納得出来るるようになる。
地方でも大陸アジアから来たお母さんたちは少なからずいるんだよね。
私がすごいと思うのは、中国人ママの日本語力、出身国は言われなければ絶対にわからない。
私が時々行くホームセンターに「低賃金、重労働」で悪名高い「研修生」がいるけど、来てほんの数ヶ月でなめらかに日本語を話すようになる、
どんだけ、高学歴の中国人を雇ってるんだろう、とこちらが申し訳なくなるよ。
日本人がここまで中国語を話せるようになるかな?結婚してこうも流ちょうに外国の言葉を話せるようになるかな。
「グローバルに生きる」って何をさすんだろう、英語が話せること?気軽に海外に行くこと?
私は「グローバル化」って他国の人を「理解」することだと思う。今の日本では「海外」に出なくてもできるんじゃないか。
摩擦は当然ある、時々「ここは日本だ、日本のやり方に従えー!」とネット右翼並みの叫びを上げたくなることもある。
でも、故郷を遙か離れた異国で結婚して、子供を持って仕事もしていることを思えば、苦労してるよな、お互い様だ、
とある程度はあきらめて、でも、やらなければいけないことはやらせる、必ず、で、何とかなることもある。
(注:国籍を問わず、なにもしない人はなにもしません。他人に期待しすぎてはいけません。)
グローバル化」とは外に出て行くだけではなく、内側に受け入れることでもあるんだろうな。
子供の小中学校でPTA役員や、部活の世話人をしたほうが、昔一人で海外に出たときよりずっと「グローバル化」した気がする。
その点において、日本は昔よりよほど「豊か」になったんじゃないかな。「グローバル化」が「日常」になってる。
海外研修に出しても、うちの子のように学習してきたのは「中華はどこで食ってもうまい!」だったりして。とほほ。ま、短期ではその程度でしょうが。
私が小学校PTA役員をしていたときは東南アジア系が多かった(?)けど、小学生ママ真っ盛りのご近所の人に聞いた話では
最近「ラテン系」が増えてるそう、ブラジルとか、南アメリカ系。世界の動きが地方にまで。進化してるよなあ、、