イマドキ「推薦」枠ってなあ、、

スポーツ推薦枠で入った生徒がけがをして競技ができなくなった後に云々という

まとめをチラ見して、スポーツ選手に多い話だな、と。

今回のオリンピックでは残念な結果になった桃〇君は、

数年前、やばいことに手を出して問題になって

その時、彼のようにまだ中学生くらいで親元を離れる選手は

スポーツの技術力はついても、普通の人間としての成長がおざなりになる、

生活面での指導がスポーツ指導者では行き届かないの談話を読んだ。

競技を離れても社会人として生きていける土台も築いてもらえるのか、

全世界的に見ても、スポーツ指導者にあまり出来ていないんじゃないか。

だから世界的一流選手は人のいうことを聞かないのよね、、道を時々踏み外す。

私の娘たちの時代から「スポーツ推薦」ほど評判の悪い枠はなく、

中学時代、まともなご家庭に育ってスポーツ推薦が適用される生徒ほど

推薦枠ではなく、一般入試で進学していた。

ブコメであったように「やめたくなった時辞めさせられない」が理由で

これほどまっとうな話はない。親子で相談して一般入試を選んでいた。

「推薦枠」はスポーツに限らない話で、

都会のそれなりの大学では学生のほとんどが「帰国子女」であるのに驚かされるが、

優秀な彼らは「帰国子女」枠ではなく、本物の学力が試される一般入試を選んでいる。

帰国子女推薦入学者の出来の悪さは昔から有名で

それと同じ枠に入るくらいならば、たとえ家族と離れることになっても

高校から日本に帰して日本の受験システムに従わせる、

良家のご子弟ほどその意向が強いようだ。

親の都合で帰国子女になった子供たちが使いたがらない

「帰国子女枠」になっているけれど、わざわざその帰国子女枠を狙って

中学、高校から海外に出すのは馬鹿げた教育費の使い方に思う。

お金をかけるにしても海外の大学に進学させるため中学高校から海外に出し

欧米のメジャーな企業にそのまま就職できる子供を育てるご家庭とは出来が違う。

 「本物」はもう使わない「帰国子女推薦」枠をわざわざ買いに出かけることは、

自分の子供の能力に見切りをつけているんじゃないか、と思ったり。

日本のメーカーでも海外工場の国のご子弟が、高校、大学から日本に来て

「本社勤務の総合職採用者」になり、自国に赴任を求めるのが珍しくない。

彼らはとても優秀で、日本人採用者を刺激しているよう。

目標をどこに定めるかで親の出来がはかられる気もするな。

しかし海外に一度出して子供のぼんくらぶりを隠す手法は

日本に限った話ではないので「グローバル」とは実は似たり寄ったり。

教育費はかければよいってもんじゃない、とひっそり。おわり。