食べ物雑記。

料理の世界にも食材の流行りがあって、ここ半年ぐらい前から「米粉」を使ったレシピがあちらこちらの雑誌に紹介されて、
小麦粉が高いせいなのか?と思っていたけど三笠フーズのことを考えると怒りが沸々と、、、
農水省と組んで「米」を「粉」にして一斉処理を画策したんじゃないのかー!なんて考えついてしまうんだな、
腹の中に入ってしまえばわからないとばかりに。
私らは「廃棄物処理機」か、「産む機械」だけじゃなかったのか、高機能じゃん、私ら。とか言ってる場合じゃないな。
政治の都合で無駄が出て、それを「処理」しようと「朝に「和食」を食べれば頭がよくなる」だの「安全な米粉でクッキーを焼こう」だの、
業界を使ってキャンペーンを張ったのではないか、うっかり米粉でクッキーを作りそうになっていた自分が憎い。
よく考えてみれば、高くなっても、すごく生活が困るってもンじゃないんだよな、小麦粉。
米粉の値段だってそんなに安いわけじゃなし、「小麦粉のかわりの米粉がヘルシー!」ってのは本当なのか?
それにしてもいろんなものが入ったものを食べさせられても案外人間って丈夫に出来ている、とありがたく思うべきなのかね、
絶対に自分は悪いものは口にしていない!とはもう思えないしね。
「国産」と言ってみても結局は中国から来たものをいったん「日本」の倉庫で「預かりました」のことかもしれないし、
何を食べてもどこのものか本当はわからないのだから、自分が「おいしい」と感じるものを食べるしかないな。
外国産食物の残留農薬について、以前「暮らしの手帖」か「婦人之友」で日本が禁止した成分の入った農薬の売れ残りを
アジアに一斉に売りつけたとの記事を読んだような気がして、それが本当だったら、「因果は巡る糸車」か。(違う)
ところで最近、私の好きな全粒粉が気軽に手にはいるようになってうれしい。
しかしどうも日本の粉はきめ細やかすぎる気がするなあ、私はイングランドでよく食べていたじゃりじゃりしたパンが懐かしい、
あのかすかすした感触が、サンドイッチにあうんだ、マンゴーチャツネとかサーモンペーストとかの「具」と。
決して日本風の「おいしいパン」ではないけれど、もう一度あのパンが食べたい。
色とりどりの葡萄が出始める今の時期、「巨峰」か「ピオーネ」、「マスカットオブアレキサンドリア」か「ロザリオビアンコ」、
それから「甲斐路」と、3色の葡萄を「TAITU」の葡萄柄の大皿に盛るのを楽しみにしているが、
今年は季候が悪かったのか「甲斐路」のきれいなものがまだ出回らない。とても残念だ。
先日買った「モンラッシュ」と私は読んでいたワインが「モンラッシェ」と書いてあるところがあって、はて、どちらが正しいのか、
「Chassagne-Montrachet」は「シャサーニュ・モンラッシェ」とあるな、私が買ったワイン屋では何故か「モンラッシュ」「モンラッシェ」と二つ書いていた。
ウイキペディアには「モンラッシェ」だった。ううむ。