話題。

ポケモン好きの高校生の話を読んで、「普通じゃん」と思った私は「普通」の親じゃないかな?
うちの高1女子も幼稚園時代に「カードキャプターさくら」ではまった「CLAMP」が今でも大好きだからなあ。
時間をかけてほとんど全部集めたコミックをもし私が捨てたりしたらとんでもないことになる、
小さい頃から引っ越しで転校して、色々あって、そんな時にひそかに心の慰めになってくれたのが「CLAMP」の世界だものね。
幼友達を大事にするこようなことがそんなにおかしいのかな?「ずっと好き」は大事なことだと思うなあ。
「普通」ってやっかい(意訳)、と書いている人のところを読んで、「普通」の平均値にぴったりの子供って数少ないよね、
既製服がちょうどあう体型の人が少ないように、「平均」ってものすごくいい加減なものじゃないか、
でもそれがないとなにもわからないのも事実。この辺が難しいんだよな。
うちの子供達もベネッセの幼児教材はあわなくて、上の子は「なんでこんなことしなきゃいけないの?」
下の子は教材の設定全て無視で楽しく落書きをするので、あほくさくなってやめてしまった、親がこうなら、子供もこう、なのか。
二人が高1中1になって「勉強」が「出来る」「出来ない」で言えば上の子は多分「出来る」部類にはいるし、下の子もそこそこ、
今振り返って、物事への「接近」の仕方がそれぞれ違うんだとわかった。
上の子は「させられる」ことに反発していたし、
下の子の場合、自分の意向と一致しない限り他人の意向に添う必要はない、が息をするよりも「当たり前」、
それがそんなに悪いことだと私は思えないから、
この先二人はその性格で世間とぶつかることもあるだろうけど、何とかやっていけるだろうと信じている。
「普通じゃなくていいや」と思うのが「普通の親」の心なんだろうね。
うちの子供達が小さかった頃、ベネッセの幼児教材もできたてだったので、あおりっぽいマンガもなかったんだけれど
夏休み中、2ヶ月だけ試してみたベネッセの教材に、あるわあるわ、あおりマンガ。
里帰り出産してた頃の記録がどこかにながれて、実家にずっと下の子名義でベネッセの広告が送られていて
そのマンガを下の子があまりに熱心に読むんで教材を試してみたもう一つの理由なんだけど、
このあいだ、なんでそのマンガが好きなんだ、と聞いてみたところ、
「好きじゃないよ、あんまり怪しくて面白いの」
「いつも「同級生」か「先輩」が出てきて最後にはこれをやれば「成績」が上がる」って言うんだよ」
「そして、最後はいつも「やったぁ、成績が上がった!」ってなるの、ずーーーっと同じ。」
「こんな先輩や同級生っていないから、あんまり「変」だから、つい見ちゃう」って、あんた、結構「辛口」だねえ。
「こんなに成績が上がったー!」のマンガはかつての「日ペンの美子ちゃん」か、あれはずっと女の子だったな、
中学のベネッセキャラクターは男女が交互に現れる。
「そこがまた、おかしい」と、したり顔で言うのに笑ってしまって、やっぱり子育てって面白いわ。
そんな子でもいつか親になるとつい「あおりマンガ」にも引っかかっちゃうんだろうね。
そう言えばこのあいだ「ドラえもん」だけではなく「クレヨンしんちゃん」が教材のキャラクターになっていると知った。
クレヨンしんちゃん」を見ていた世代が親になり始めたってことなのかな、
しかし、キャラクターとは子供向け教材になるかパチンコになるか、が「上がり」なのか、ちょっと空しい。