ケータイ事情。

中1の下の子が「ケータイデビュー」して初めての夏休み、「子供がケータイを持つこと」のデメリットがいくつか。
まず、お友達との約束に「計画性」がなくなってしまった、「何日の何時頃、誰と誰で」を前もって決めずに
「多分、この日に」なんて、夏祭りに遊びに行く約束を当日に決めたりして、しかも「浴衣で行く」と、
あんた、浴衣ってのは「着付け」がいるんだよ、よそのお母さん方はあんたのママみたいに家にずっといる人たちじゃないんだよ、
何考えてんだ!と前日に漠然とした約束をしていたお友達のお母さんから電話を受けて怒り狂う私。
「明日、ってきいたんだけど、子供達だけで行かせても大丈夫?」
「それから○○ちゃんとこのお母さんは着付けは出来ないって言ってたよ」って、
それでどういう約束になってるのか確認したところ、その日になってから決める考えでいることが判明して激怒。
送り迎えを考えて言ってるのか、そんな行き当たりばったりにその日に決めるのはゆるさん!と、
でも「ケータイ」を持たせた親御さんと話すとみんなそうなっちゃってるって、
「いつでもお友達と連絡がとれる」の考えで、いつどこで何をするを前もって決めることをしなくなった、
また、親も「ケータイ持たせてるから何とかなるか」の考えを持ってるし、私も、もちろんそう。
例え「ケータイ」を持っていても、「計画」はきちんとたてなさいと、こんこんと言って聞かせて、さて今後どうなるか。
もう一つ困った点が、しょっちゅうメールで連絡を取り合ってるお友達の「家の電話番号」を知らないこと、
肝心なことが連絡できなくなって、家の固定電話にかけなさい、と言うと「知らない」と、「どーゆーこっちゃ?」で、また激怒。
絶対しなければいけない連絡が出来なくなりそうになってあわてた。
結局、あちらこちらに「私」が電話して家の電話番号を教えてもらったけど。(これも知ってる子がほとんどいないという現実)
急にケータイで連絡が取れなくなった子が二人もいて、一人は「充電切れ」、それに本人が気がつかない、
またもう一人は、親が「制限」をかけてあったので、それを超してその「制限」が外してもらえなかったとのこと、
やれやれ、どこもいろいろ失敗だらけ、これがふつーの中学生の「ケータイ事情」、
うちの子とその周辺は基本的に「真面目」なので「プロフ」とかにはほとんど関わらないしね。
ただ、お友達の1人が小学校時代の部活の先輩で中学になって急に「不良化」した子の「プロフ」を拾って送ってきた。
「プリクラ風」に3人で写した写真を載せていて、自分以外の子たちの顔もネットに晒している。
お友達曰く、「もう、○○先輩と会っても写真とか絶対とっちゃ駄目」「ネットに勝手に載せられる」「気をつけようね」と、
その前に「プロフ」を見るのもやめようね、、と言いたいところだが、
このお友達はお姉ちゃんが周りに煽られて「プロフ」を作って、それが親に発見されて大げんかになったのを見てきた子だから、
自分は「絶対「プロフ」なんてやらない」、「でも誰が「プロフ」をやってるか興味がある」そうで、
「○○が作ってるよ、あの子と一緒に写真を撮るのは危険」と、「警戒情報」をせっせと送ってくれている。
「知らないうちにネットに載せられてるかも、、」をものすごくおそれているようだ。
お姉ちゃんがひどい目に遭いかけたらしいからね、そういうことで子供は「学ぶ」んだなあ。
「自分」という存在が「いつの間にか、本人の知らないうちに、誰かに知られてしまう」の恐怖をわずか中1で知ってしまったのか、
これがいいことなのか悪いことなのか。今後厳しい世界で生きていくんだよな、、、
と言って、うちの下の子は全くピンと来ないらしい、大体、「プロフって何?」といまいちわかっていない様子。
しっかり者のお友達と仲良くやってちょうだい、、(涙)
親の立場からすれば、子供の「プロフ」に目をつける「大人」の存在がひたすら不気味。どうしたものだろう、、、
大きなトラブルはなかったものの、子供がまだ子供であるが故の失敗が必ずある。
子供のケータイ事情にはやはり注意が必要。思いがけないトラブルが必ずあります。それぞれ気をつけなければ、と思ったのでした。
ところで今の子供達は2度続けて唐突な政治トップ辞任劇を経験したんだなあ、
もう自民党は「子供の教育」なんて口が腐っても言っちゃ駄目だと思うわ、「根気よくがんばる」なんてのは特にね。