大学生になったわが家のデジタルネイティブは。

相変わらず「スマホ」を持たない。
イマドキ、入学と同時に「スマホ」デビューじゃないか、と思うんだが、
やはり「いらない」「使い道が思いつかないからなあ、、」
娘いわく、入学当時、同級生が全員「スマホ」を持っていたが、「使いづらい」とかで
結局また携帯電話に変えたり、携帯電話と「2個持ち」にしたりして、「なんのためのスマホ?」
娘が慎重なのは「デジタル・ネイティブ」であると言うよりは「性格」なんだろうな、
「とりあえず、ハヤリモノはもっとけば?」の「バブル脳」の母親とは「出来」が違うわ。
「いずれはかえると思うけど、まだその時期じゃない」と、今使っている入学祝いに買ってあげた最新式の携帯電話を愛用している。
娘のいとこが海外研修に行くのに使いたい機能があるので初めて「スマホ」デビューをして、現地では便利だったらしいが、
日本ではやはり「使いにくい」から携帯と2個持ちになっているらしい。
なぜ、そういうことになるのか、娘には勧めるくせに、自分では持とうと思っていない母親の私にはさっぱり。
まあ、冷静な娘の判断にすべてをゆだねておくか。
最近、大学生のさらしあげが問題になっていたツイッター事情を娘に聞くと、
「私の友達は、みんなツイッターに鍵をかけてるよ」、ツイッターをするのは仲間との連絡用に便利だから、で
自分のこまごまを「世界に発信」するための「道具」ではない、の認識のようで、ちょっとほっとする。
相変わらず「世界につながる、ッてなに?」な感覚がわが家の「デジタルネイティブ」らしいわ。
電話が家庭に入って来ても、テレビがカラーになっても、それで「世界とつながった」かどうか、
個人の「日常」にはさほどの変わりはないものなのよね、それでいいか。
学生のコンパの悪ふざけやカンニングや、飲酒運転まで暴かれて実名、大学名までさらされたことをどう思うか聞いてみると、
「そういう子たちって、みんなが見られるって感覚がないんだと思うわ、中学校、高校時代の「プロフ」と一緒で。」
「でも、そういう知らない人たちのところをわざわざのぞいてさらしたりする人って、やっぱりどうかしてると思う」
うん、ママもそう思う、でもネットにはそういう変質者多いからね、気をつけるんですよ、というと、
フェイスブックも、ミクシィもやってるけど、全部「クローズド」だから」
フェイスブックミクシィもやってるンかい」と突っ込みたくなるんだが、
フェイスブックは、海外留学した友達との連絡用、ミクシィは地元の友達との近況報告用、と使い分けているようで、
基本、ネットはやはり「電話」的なものなんだな、と思ったのでした。
そういえば、イマドキの学生は試験前の対策過去問をメモリやメールで受け渡しするようで、
「自宅でプリンターのある子がうらやましい、、」というので、下宿用にひとつ買ってやる予定。
いやー、なんだかんだで、お金がかかりますわ、、、(涙)