ネット雑記。

3月末になって怪しげなツイッターアカウントが増え始めるのを見ると「新人研修」の一部なのか、と疑いたくなってくる。
「○○の設定で最低20以上アカウント作ってフォロワーが1万以上ついたやつがトップ!」なんて言い渡されたりして。
ステルスマーケティングの一環なんじゃないか、のツイッターが多いのだよね、そして広告されるのは大体米国系企業だったりして。
アメリカ、怖い。
先日、帰省していた娘に永年の疑問であった(?)「なぜ、人は複数のアカウントを持つのか」を聞くと、
「やってる人は複数とるのが当たり前になってるんじゃないかな、個人の連絡用以外で趣味の遭う人を見つけるとか。」
「人に言えない趣味とか、やってる人が少ない趣味とかだと、そうなるんじゃないかな」と、
とっくにツイッターはやめてしまった娘が教えてくれた。
「いまどき、ツィッターフェイスブックをする人ってあんまりいないけどね」とデジタルネイティブは言ってるので、
この手の広告効果はいつまで望めるものなのか。ライン全盛時代だけれど、ラインもラインでうっとうしいしな。
ラインのスタンプは私と下の娘は無料のイベントものしかとらないが、社会人の上の娘はわざわざ買ったようで、
やはり「東京」の人間は見栄をはって無料スタンプを恥ずかしがるものなのか、心が痛むわぁ。
私と下の娘は「これでもか!」とばかりに無料の変なスタンプを送りあっていて、リアルの知り合いには送り辛いものを見つけては貼っている。
ラインスタンプについては「こんなもんに金は払えん!」と私は思っているが、無料でスタンプをくれる企業には若干好感を抱いたりして、
恐るべし!ステルスマーケティング
ただ、何かとうるさく個人情報を引き出そうとする企業には好感度、ダダ下がり。
どこのどれ、とは書かないが、あっさりスタンプをくれようとはせず、何かと、やれどこに登録しろ、何を承認しろ、と出る企業からは
もらうのをあきらめて「お前のところの製品は、できるだけ買わないようにしてやる!」などと、ひそかにたくらんだりするので、
「ステルス」も結構危ういな。
ネット広告もテレビ・雑誌の広告と同じくあざとく、危うく、面白い、ということで。
かつて、山口小夜子が広告していたような世界はもう存在しないのを少し悲しく思う。