読書メモ。

長山靖生 「不勉強が身にしみる」、
うーん、長山先生の「不勉強」がこちらの身にしみた、、、って、えらそー。でも、なんでこの人にこんな本を書かせたんだろう、
この人は本来、歴史関係、「時事」というか「お勉強」というか、そういうのを書かせてもなあ、
と言って、どんなことを書くんだろう、と私のような奴が読むからか。
当分、他の(多分)まともな先生の著作を読む気になれなくなりました、、、
こういうのを書くと、他のちゃんとした本にまで影響が出ますな、編集者は何を考えているんだろう。
内容はそんなにむちゃはないんだけど、今まだ先生ご自身が悩みに悩む子供の教育関係を扱っているので、どうにもかみ砕けていない。
「こんなの私が書いてもなあ、、」なぼやきが随所に感じられる、もう最低の評価として書かせていただければ
私は自分のだらだらした日記を延々と読まされている気になりました、、、先生、仕事は選んでください。(涙)
面白かった部分は和田秀樹や野口悠紀夫を評して「勉強に対する一厘の疑問も持たない明るい姿勢」、
なるほどー、読んだことはないけど、そういう感じの人たちなのかー、
凡人は勉強に詰まって「なんで勉強なんかしなきゃいけないの?」うっすら逆ギレするから駄目なのよ、
それがわからない人たちなのね、、それから、やはり勉強してもある程度「個体差」があるしね。
どれだけ「七田式」をやっても駄目なものは駄目、って分野もあるんだよなあ、それを認めた上での「七田式」ならいいけど。
でも「七田式」が有効な部分ってあるしな、結局、日本の「受験勉強」って「丸おぼえ」が認められてるし。
それがいいとか悪いとか、知性は知識を一定量必要とするものだし、その「量」をその先、どう生かすか、
これが「大学教育」のはずが、そうではなくなっているのが日本の昔からの習わしだものなあ、、
なんにしても長山先生は歴史物だけを読むようにしよう、と心に決めた本でした。
読んだ本は色々あれど、ちょっと前に買った料理本について、
「ヤミーさんの3step cooking」の味は「ジャンク」、面白いけど、一人暮らしの若者向け、家族4人につくって食べるにはいまいち。
行正り香さんの「だれか来る日のメニュー」はセロリと鶏肉、豚肉料理以外は私には「?」という感じ、
誰でもが書ける「基本」的なメニューだし、もっとオリジナルなものが載っている本を買うべきだった、、、
意外によかったのが「15分でフランス料理」、これはもう10ほどメニューを試してみたがどれも「外れ」がなかった。
ただ「キューピー3分クッキング」と同じで「15分」では出来ません、これをあらかじめ了承しておけば結構かと。
でも短時間で出来るのは事実、3冊一度に買って、もっとも期待のなかった本がもっとも優秀だった、と言うオチです。
料理本は時代で傾向が現れるよなあ、と思う今日この頃。「時代の記録」として最近は買うようにしている。
「老後の楽しみ」じゃ。