雑談。

渋谷のバラバラ殺人事件は思ったより厳罰だったので驚いた。
やはり「厳罰化への流れ」というのは本当なのかなあ、、
例えば、この加害者が夫である被害者を眠っているときに、わき上がるそれまでの恨みつらみを爆発させて発作的に殴り殺して
その後、自首してたらどうだったろう、色々事情があっただけに執行猶予の付いた刑で済んだんじゃないか、
遺体損壊、とはそんなに重い罪なんだろうか、考えてしまうなあ。
よく考えてみれば夫に殴られている間に刃物を出したりしたら暴力がエスカレートするだろうから、
酔って眠っている間に殴り殺す、はわからないでもない、それくらい相手を恨むのが「結婚」ってもんだし。
力では勝てない相手にそうするより他仕方がないじゃないか、
そこまでは想像がつくものの、やはり遺体をバラバラにしてあちこちにばらまく、
これはやはり「常人」には出来ないことであって精神異常が認められてもおかしくない、
私だったら自首するなあ、その方が同情してくれそうだし。そう思えなかったところでやはり異常だった、と思う。
それにしてもなんのための精神鑑定やら、こんなに簡単にプロの診断を
それも検察、弁護側双方の医師が一致した見解だったのにあっさり退けたような判決でいいのかな?
とは言っても、遺族側にしてみれば殺すだけでは飽きたらず、遺体をバラバラにされるのは耐え難いか。
私は「DV」と聞いた瞬間に思考停止するような人間なんでやはり裁判員にはむかない。
それから性犯罪、「レイプ」殺人とか、集団レイプ事件とか、無条件に「全員死刑」とか言ってしまいそう。
絶対無理、生理的に受け付けない、と言って、こういう姿勢もまたかえって被害者を苦しめるとどこかで読んだしなあ。
ダーリン曰く「私、死刑反対派です」と言えば裁判員を外してもらえるそうだけど、本当かね。
それくらいならいえるかなあ、、でも警察怖いす。
大昔、まだ私が「いぬのお巡りさん」を歌っていた頃、ひったくりの現行犯を2人組の警察官が捕まえているところを
目撃したことがあって、転んだ犯人を警棒で二人がかりでぼこぼこに殴っていてものすごく驚いた。
顔の真ん中を殴ったのか犯人の顔は血だらけで周りで見ていた人がこそっと「かわいそうに」と言ったり
近くで店を出してた甘栗屋のおっちゃんが手ぬぐいを引きずられるように連れて行かれる犯人に
これで顔を拭け、と言うように渡していたりして、私はその時のことを焼き付いたようによく憶えている。
一緒にいたのはおばあちゃんで、「ああやって殴ってもう抵抗出来んようにするんじゃ、警察も犯人が怖いんじゃ」
と言ったのも記憶にある、お巡りさんも怖いんだなあ、と子供心に思った。
それをみていたとき怖いとは思わなかったのが大人になって不思議だったが今では子供とはそういうものだとわかった。
今の私は「警察は怖い」とすり込まれていて、それは何故かというと運転していて一時停止で捕まったとき、
指紋を採られたんで、「えー、えー、えー」と、まあそれだけなんですけど。
裁判員制度が今は怖いです。