あれこれ、雑談。

最近多くのブクマを集めた「子供は家庭の異物」という言葉を取り上げて考察されているのを読んで、
その中に「結婚しても女でいたい」の意識から「子供を異物と感じる」ようになるのかも(?)と
「結婚したら女なんか卒業だー!」と思うような、若い頃から心底内面「おっさん」だった私には面白い視点だな、と思った。
若い女」と言うだけでもう「個」なんて見ないでしょ?世間では。
若い頃、とある人に「君がどんな素晴らしい意見を言ったとしても、周りが見てるのは君の若い顔だけだから」と言われて、
年をとるか、あるいは「結婚」するか、「子供」を産むか、じゃないと女は「人間」に見られないんだな、とものすごく納得した。
それもあって、私は早くに結婚して子供も作ったけど、仕事は辞めてしまったんで、人生、思い通りには行かないもの。(違うか)
「結婚しても女でいたい」という意識は雑誌その他の刷り込みなのかな、もっと、根本的なところで何かがある気もする。
いつまでも「若い女」という「顔無し」でいたい、「個人」として立つことへの忌避感というか、おそれ、と言うか。
家庭内業務と思われていたものだけど、大昔から有閑階級というのは存在して、労働力が安かったと言うこともあって、
やれ「観劇」だ、「買い物」だと「出来る」階層の既婚女性は「育児」を「外注」してきた背景を有してきていると思う。
贅沢することにためらいのない世界は確かにあるから。
料理であれ、育児であれ、他人に任せて、自分が「女」として存在することのみに価値を見出す、見出さなければいけない、
何故なら、それが「資産」を持つ自分に与えられた唯一の使命だから、
意識はしなくても「トロフィーワイフ」としての役割を果たしてきているんだよね、自分のプライドを満たすために。
何故?資産付きでなければ、親と同等の「贅沢」をさせてくれる配偶者が自分に魅力を感じないと他人に思われたくないから。
また、「資産」を持つ女性と結婚する男性にとってもその方が都合がいい、
「彼女の女性としての魅力に自分は惹かれた」といえるものね。決してその「背景」を狙った、とは言わない。
まあ、そうじゃない方が多いだろうと、そうあって欲しいと本当に思う。
女性の美しさは値段に変わる、とよく言われるけど、男性の「才能」はどうだろう?
これも案外「値」のつくもので、でもそれを「売った」とは決して男は言わないね、
「逆タマ」なんて言葉は最近やっと出来た言葉だ。昔からあったことなのに。これって、面白いことだと思う。
フェミニズムが図らずも暴露したものなのかも。ジェンダー意識の変革はあった気がする。
ある種の人たちに「ふつー」の「家事」的なものを求めるのは基本的に「無駄」と私は感じる。
問題はそれ以外の人たちが背伸びをしたがることにあって、
「VERY」や「STORY」の世界を真に受ける、と言うか「参考」にする、
そういう中途半端な、まさに本当に「プチブル」な「中流」層が混乱していることで、
自分が立っている場所がどこなのかわからない、だから「そうありたい」「場所」を求めて右往左往する、
そこで悲喜劇が現れてしまう。子供に関することでも、そう、特にこれは「悲劇」につながりやすい。
最近乱発されてる40代向け女性雑誌を読んでいると、迷走する世代だなあ、私たちは、とつくづく思う。
なんにしてもほどほどにその世界を楽しむ余裕を持ちたいね。
私は「家庭」って子供がいて初めて出来るものという気がする、子供がいなければ結婚生活が続いてたかどうか、、(わはは)
異物をふくんで初めて「家庭」になる、私には「子供」は必要、育てることもふくめて。
それにしても「幸せな結婚」ってなんだろう、未だによくわからない。
でも「VERY」奥様とたまにつきあうのは面白い。大体無邪気で可愛い人だ、少なくとも私の周りでは。
と言っても、地方で「VERY」奥様が出来るレベルは意外に高いからなあ、、ここが大都会とは事情が違う。
こんなところでも地方と都会の「格差」が!(なんちゃって)
昔の知り合いで、子供を1人でも産まないと、旦那さんの「家」に「嫁」として認めてもらえない、
でも、1人以上産むと旦那さんに「女」として求めてもらえない、と言ってる人がいたな。哀れに思った。
「子供」がいても「女」でいて欲しい、そういう男性の要求に応えようとする人もいると言うことで。
私もまとまらない、置かれている状況が違っていて、知ってることもそれぞれ違うせいかも。難しいす、、
ところで、昨日ブクマで子供を行かせた小学校は今でも全国では大きい方では、指摘していただいたので
調べたところ、確かに。大昔、本来この地区には最低でも3つ小学校が必要だ、と聞いたことがあって、納得した。
近所の私立校が小学校を併設したが故にもう一つの学校計画は立ち消えて、
子供達のために小学校を建てて欲しいと心ある人が相場より相当安い値段で手放した土地は
猛反対されながら年寄り向けの健康施設になった。保守的な地方ってそういうところ。