日常。

よく読ませてもらう方のお子様の小学校が600名ほどとあって、すみません、少なくなって1000人足らずです。
私が在校中は1クラス45名(より多い場合もあった)で、学年によっては12クラス、全国でも有数のマンモス校でした。
途中で、もう一つ小学校が出来て分けられたけど、それでも多い学年は8クラスあったなあ、、、
で、今は、各学年4クラス。県庁所在地である市内ではもっとも生徒数の多い小学校だ。
今年の新入生はとうとう100人足らずで3クラスになってしまって、下の子の学年はちょっと多めで160名ほどいたんで激減。
ドーナツ化現象というのかねぇ、、、
色々考えられるけど、うちの地区では近所に私立の一貫校(幼稚園から大学まで)があるのも児童数の減少の一因だと思う。
ちょっと余裕のある家庭にその私立校が人気で、下手すると地元の人間から見れば「なんで?」な家の方まで子供を通わせたがる。
昔から進学率よりお金持ち学校として有名で、母親がパートに出て行かせるようなレベルの学校じゃない。
転勤族じゃなくて賃貸に住んでいるようなご家庭の子供が幼稚園から通っても空しくなるだろうに、私にはちょっと理解できない。
ただ、そこに行かせることを「ステイタス」と考える人が割といて、近所に住んでいても子供を行かせてないことがわかると
某奥様会であからさまにバカにされたことがある。まあ、私と変わらぬ「パチモン」奥様からですけど。
パートに出てるスーパーの経営者のお子様と自分の子供を一緒の学校に通わせるのは気分のいいものなのかな?
経営者である保護者はあまりいい顔をしないようだけど。日頃の生活と子供の学校とのギャップって、気にならないものか。
親がどう考えるかはともかく、子供がだんだんいやになることもあるようで、中学から地元の公立校に帰ってきたりする。
たいていこの手の子供と保護者は学校で「揉め事」を起こします。いやー見事なものです。
それから、中学から進学した子供も高校から帰ってきたり。
上の子のときに4人、中学から受験していったのに、2人帰ってきました。1人は中学の途中から、もう1人は高校を受験して。
元々もめそうな保護者だったけど、やっぱりもめたなあ、、で、「負けた」。そこは「持ってるモンが勝ち」なのです。
お金持ち私立にはありがちですな。なんで高い授業料を払うか、お金で何を買っているのかをもっと認識しましょう。
あら、ずれた。元、大きな学校で、児童数が減少すると困るのが「PTA」活動。
「専門部会」が多いので、人数も必要です、昔、上の子が初めて通った、学年一クラスしかない小さな農業地区の学校では
人数が少ないから部会がなかった。「本部」と「学年長」と「地域役員」、と言っても10人もいない学年では大変。
ずっと役員をやってる人もいる。
わが子達の母校の小学校では学年長と地域役員、専門部会の役員があって、専門部会は10ほどある。
本部役員はその中から決める。
本当に学校は地域によって違うし、同じ県内に住んでいてもどこに住むかで全く違う。
知り合いは新興住宅地に家を買って、そこの学校はどんどん生徒数が増えてる、地価が安いので若い人が家を買いやすい、
道路がついて大型ショッピングセンターとかが出来て便利にもなった。
それまで少ない人数だった学校に人が増えて、そういうところはPTAの専門部はどうなんだろうな、
新しいシステムを作っていくのかな。
全体でどうなっているのか、「局所」では本当にわからない。こういうことを正確に調べてくれるといいのに。
人数が減っていいこともあるようで、クラス人数が少ないと低学年の子供も落ち着いていると聞く。
ゆとり教育」の最大の失敗は「少人数学級」を徹底しなかったことなんだろうな。
ところでご近所の若奥様にうかがったところ、低学年であるお子様の同級生にはブラジル人がいるそうで、
「ラテンのノリです」と、私の時はフィリッピーナと中国人ママだったな。変わっていくねえ、、
新しく生まれる町と、年をとる町、学校はそういうことにも関わる。
現在我が家では、上の子は「不良がいないなんて信じられない!」と高校に通い、
下の子は「不良がたくさんいて面白い」と言って中学に通っている。弁当作りもなれました。