いろいろ。

はてなブックマークに関して色々意見があるようだけど、私は人のブクマをのぞくのが面白いんでなくなると困るなあ。
昨日の「道徳テスト」ニュースについていた、「道徳テストにまた「サヨク」が、かっこ笑い」って傾向のブコメはバカだなあ、とか。
しなくてもいいテストならしないほうがいい、と言うのは当たり前でしょ?
これにかかる時間、労力、一番問題にしたい「お金」をなんだと考えてるんだろうね、税金の一部が使われてるんだよ?
こんなのに回すお金があるんならもっと他のところにつかえ!っていいたくなるでしょうに。
「同和」利権だとかに「きぃきぃ」する人がこういうモノに無頓着なのは困るね、
新しい「利権」が出来てるだけがわかんないんだから。新しい「教科」が出来ればそれに付随する諸々、
それも「新しく」出来てそれがいずれ「既得権」となっていく。
少子化で教科書会社がつぶれるご時世だから(大坂書籍にはお世話になったなあ)、
新たに「テスト科目」を作れば、それが売れる、教科書販売業界の苦肉の策なんだろう、生き残りをかけた。
「税金」で保証してもらえる分野はおいしいよな、「道徳」の言葉を持ち出せば、たいていの阿呆はだませるし、
特に妙な自民党議員連なんかは大喜びでしょう、ま、誰とは名指しませんけど。
それから「時間」、学校でそんなテストするヒマがあるんだったら、漢字ドリルでもした方がマシ。
子供から「勉強」する時間を奪ってる!と親が怒るのは当然の「権利」でしょ、
わかったように「朝日の書き方が、、」なんて書かないの。
漢字ドリルや百ます計算ドリルは黙ってたって「蔭山先生」の名前をかぶせておけば売れるものね、
でも道徳テストは一般家庭ではだれも買わない、どうせなら世界発信しろ!と本当に思うわ。国内だけじゃ市場はちいせえよ。
「僕はパパを殺すことに決めた」の奈良調書漏出問題がもうすぐ初公判で、鑑定医のインタビュー記事が新聞に載っていた。
この事件に関して、私は草薙厚子氏という人に不信感を強く抱いたので、以前ごそごそ書いて(http://d.hatena.ne.jp/chazuke/20071029
ブコメで「読んでから書くべきでは」のアドバイスを受けたので考え直して
「少年A 矯正2500日全記録」(文芸春秋)と「追跡!佐世保小六女児同級生殺害事件」(講談社)を読んだ。
「少年A」の方はまだ「まし」に思われたが「佐世保」の方は「読者」を想定して書かれている気がした。
ある種の人を納得させるように書いている、と言うか、
この草薙厚子氏は自分のことをしきりに「ジャーナリスト」と称するがなんのことはないせいぜいよく言って「ライター」だ、
読者の「ウケ」を考えて書く人である。
私は自分を「ジャーナリスト」と呼ぶ人を信頼しないようにしてきたが、それがまたより確固たるものになってしまった、、、
自称「ジャーナリスト」はろくでもない。むしろ自嘲気味に「売文業者」とか「ライター」と書く人の方がまだ信用できる。
私は「ジャーナリスト」の名前に隠れようとする草薙厚子氏を「表現の自由」などと言う言葉でかばう必要はないと思うし
もっとそのことを本当の「ジャーナリスト」の人は訴えるべきだと思う。
と言って良心的な「ジャーナリスト」は自分を「ジャーナリスト」とは思わなさそうだしなあ、、
今回の漏出問題の本も「講談社」、いやはや。
でも芹沢一也の「ホラーハウス社会 法を犯した「少年」と「異常者」達」も同時期に借りて読んで
これは「講談社プラスアルファ新書」で、まあ、面白かった。
「少年」の定義だとか「精神病院」の成り立ちだとか、腑に落ちた、と思う部分がかなりあった。
ただ、まだいろんなことへの答えは見つからないんだなあ。
借りて読めずに返した高山文彦「少年犯罪実名報道」(文藝春秋)、機会があったらまた借りてみよう。
前回読んで、もっとも面白かったのが岩村暢子「現代家族の誕生 幻想系家族論の死」勁草書房
著者の意図とは別の部分で面白かった、この本の感想は明日に続く。
昨日書いたものにまたエロトラバがついていて、道徳テスト好きはエロトラバも好き、と、「いやーん」な結論。