だらだらと書くくせがつく。

お気に入りの方のところで我が家愛用の「受験研究社」にはかつてCMが存在し、しかも「馬のマーク」があると初めて知る。
おお、確かに馬のマークだ!何年も使ってきて気がつかなかったよ、、(涙)
こういう注意力散漫な人間だから夫婦げんかをする。(違う)
コマーシャルソングも存在していたとは知らなかったなあ、、、
コマーシャルと言えばせいぜい「なんとか学習帳!」くらいしか思い浮かばない。今でもこれはあるんじゃなかったっけ。
お気に入りの方のところでは地理の問題での間違いをあげられて、私も理科と社会は落丁(?)をいくつも見つけたことがある。
中学生向けのでもあったりして、何故理科と社会ばかりなのか、今でも謎。印刷先のミス、もあるのかな?
でも下の子にさせた某社の「分数計算」は解答にミスが3コ以上あって、4個目を見つけたとき、もう使わせるのをやめた。
多分、みんなドリルを買っても最後までやってないんだろうな、そうじゃなきゃ、こんなミスがあるはずないもの。
私は嫌みなおばはんなんでおかしいと見つけた所は必ず会社に問い合わせる。
で、「ミスです」と認めても、今までその問題集を「交換します」といってくれたことはない。(当たり前か)
受験研究社は本屋にたくさんあったので使いはじめた。ここの問題集は安心感があって好き。
中学「英語」の「ハイクラステスト」も面白かった。中学の範囲内でありながら工夫した内容の長文問題がある。
作る人はえらいな、ってかんじ。
それから数学の「ハイクラステスト」は難しいので私ではもう無理。
それでもここは比較的現行の「学習指導要領」に忠実なんだなあ、だから「ゆとり教育」はまるきり駄目、と言うことはない。
問題点は確かにあるけれど、私が思う「低学力化」はむしろ「大不況」のせい、だったと思う。
ゆとり教育」が施行されなくても多分、この「失われた10年」で子供の学力は確実に落ちたんじゃないかな。
社会全体に活気がなかったんだから、そういう余裕のない状態で今までと同じことを学ばせたとしても無理だったような。
もう少し細かく「学力低下」が何を意味しているのか調べたらいいのに。
かつての教育でそれを利用したもの全てが「東大」に入れたか?「お医者さん」になれたか?「弁護士」になれたか?
と、考えれば「全てはゆとり教育が悪い!」はどうかな?と思う。
子供の勉強を見てきて今思うのは、「ゆとり教育」をさせる側がそれを受け入れる「ゆとり」がなかったこと、
私自身ももちろんそう。「あら」ばかりが目立って、その良さに目を向ける余裕がほとんどなかった。
ただ最近「ゆとり教育」にしろ「詰め込み教育」にしろ、もっとも「問題」な点がわかってきた。
要は「全て」を「完璧に憶えさせる」、この「方針」が間違ってると思う。
「3割減った」ら「みんな」が「全部」「憶えられる」と考えるとは、人間を理解できてないと思う。
人間って、そういう「みんなが同じ」ではない。同じものを見てもそれを受け止めるやり方がそれぞれ違う。
だから「量」を与えて、その量でそれぞれが「7割」わかっていればいい、程度の意識でいればいいんじゃないか。
どのみち、「ぬけ」は必ずあるんだから、それはまたどこかで補えばいい、
「ゆとり」は「教えられた全てを完璧に」の点で、「ゆとり」がない。ここに大きな間違いがあったと思う。
「詰め込み式」と同じ、「詰め込み式」もやはり「全部憶えられない奴は負け犬」みたいなところがあった、
これをゆるめるだけで違っただろうになあ、、、
うちの子達は教育の方向転換のちょうど過渡期にあたって、少々損だった気もするけど、これから悪かった点が是正されて
次の世代に生かされるんならそれでよかったかな。子供達の子供達の時はもっとよくなっている、と考えることにする。
上の子と下の子が3年違うだけで、上の子の時に「どうかな?」と思うのが下の子のときは多少よくなっていた。
微調整を繰り返しながらよりよくなっていく、と信じたい。努力もしたい。
今年から小学校に英語教育が入るそうで、これも相当混乱がありそうだ、
これからの小学生はこれの「過渡期」にあたるんだろうなあ、、お気をつけください。(なんちゃって。)