本の話?

子供の読書といえば、「あさのあつこ」「はやみねかおる」。
上の子は重松清を時々読んでいる。私が「中場利一」を勧めた後、何故か読み始めた。
私は重松清朝日新聞の書評欄以外で読んだことがない。上の子の読書傾向はどちらかというと父親似。
小さいときは「ミヒャエル・エンデ」が好きだったので訳本に行くのかと思ったんだけどなあ。
困ったことに下の子は「はやみねかおる」の一シリーズをかろうじて読むのみ。
同じように、絵本の読み聞かせしたんですけどねえ、、、(涙)
考えてみれば上の子は絵本を読んでもそのストーリーを追うのを楽しんでいたが、下の子は「絵」のみを追っていた。
下の子は漫画もストーリーよりも絵の「構成」を見ていて、そのまんまのコマわりで漫画を書く。
どこに顔のアップがあって、どこに風景が入って、とかだけ頭にはいる。やれやれ、、
私の子供時代、「ラノベ」のはしりみたいな「氷室冴子」などが面白かったそうだが昨日書いた「銀色夏生」同様読んでいない。
ケータイ小説」のまとめを読むとまるで大昔の「ハーレクインロマンス」のようにワンパターンのようだが、
それでも好きだと思える人には面白いんだろうな。「ハーレクイン」はかろうじて1冊読んだ。(黄金の1パターン!)
私の好きなディケンズは元々大衆向けの小説なので当時は批判も多くあったけれど結局残った。
「「ケータイ小説」も残るものがあるのかな?
ところで丸山真男「自由について」を読み終える。読み終えて恐ろしい事実に気がつく。
「この本、いっぺん読んだことあるやんけぇー!」最後の最後になって気がつくこの恐怖。
同じような内容を読んだのか?とも思ったが、最後のところで「ああっ!」とわかった。
もーどーしよー、40でこの記憶力、あと40年長生きしようと思ったのにその頃には脳細胞全てが死滅してるな、間違いなく。
腰が抜けそうになったよ、それまで「ふむふむ」と読んできて、最後まで気がつかなかったもの。
初めて読んだときは流し読みしてたんだなあ、最後の「祭政一致」のくだりを覚えていた。そこに興味があったのか。
トーホーホー、ぼけぼけぶりがはっきり証明された本として、記憶に残るかしら、、(それすら忘れるおそれあり)
ちゃんと読書感想文を書き残そう、と心に誓ったのだった、、、