帰りました。

海辺で保養してきた割にうつうつと気分が晴れない。
まあ、色々あるからな。
この間アニメの「時をかける少女」を見て、これがなんであんなに評判がよかったのか、
そんなに「ゲド」がにくかったのか、とすっきりしなかった。
まあ、おばはんの目から見たからかもしれんが、これなら同じ時期にやってた
ドリームバスター(だったか?)」のほうがおもしろかったな。
男二人に女の子が一人で、野球が好きで、みたいな設定ってどうよ、
と3人が幼なじみって言うんでもなかったし。それから実にお手軽なご都合なおちがなんともね。
思わずオリジナルの「時をかける少女」を見てしもうた。
あれはあれでファンタジーとして美しいからなあ、尾道に一度行きたいと思いつつまだ行ってない。
夢のしまなみ海道とでもしておくか。
時をかける少女」にいまいち乗れない理由として「仮定法過去」が昔から苦手なのがあるかな、
「もし〜だったら、〜なのに」てやつ。
基本的に「現実はそうじゃない」が結論だし。だから言うだけ無駄、って思うんだよな、
たとえばこの間ちらっと読んだ「私も産休とか育休とかがあったら、、」みたいな、
ないもん、仕方がないじゃん、あってもとれなかったのは仕方がないじゃん、
今更ごちゃごちゃ言うんじゃねーよ、って、私も思う。
産休や育休のとりにくさはわかる、でもそのとりにくさをなんとかクリアーした人を
うらやむんじゃないよ、その代わりに選んだ道の方を極めろよ、と私は言いたい。
人もうらやむ専業主婦、みたいな暮らしを目指してみろ、稼ぎはよくないが、
時間だけは何とかなる、その時間を有利に使うすべをなんでさがさんのだろうな、
私もこういう人は「イラッ」とくる。PTAとかでもいるんだよね、
「いいわけ」だけが完璧な人、だから私はいっそ「こんなことやってられませんから」
とわざわざそれだけをいいに来る人をそれほど憎めない。
中学までに修羅場をくぐってきただろうに、もう少し上手にやればいいのに、と思う、
まあ人それぞれだけど。あれこれ言い抜けだけが上手な人を見てきて、
私は人を判断するとき「何を言ったか」ではなく「何を言わなかったか」を見る。
それから「何をしたか」あるいは「何をしなかったか」。
私が人を見るときに考慮するのは行動だけかもなあ、
なんだかんだ言いながらちゃんとする人、色々言うのになんにもしない人、
憎まれ言ってもちゃんとする人は偉いんだよね。
それでもいい人は結構簡単に口でだまされてしまう、
また面倒くさいんでだまされるふりをする人もいる。
私はまだそこまで人間が出来てないんでやっぱり「いらいら」するな。
「もし〜だったら」って考えるのは好きずきだけど、それやって何かいいことあるのかね、
子供じゃないんだから、そういう無駄なことを考えてもね、とならない人もいるんだなあ。
「選ばされた」にしても「選んだ」のは「自分」とでも、だましだましやってかなきゃね。
いつも以上に疲れた休暇で、ああ、しんど。涼しくて、人も少なくてよかったのに、この贅沢もんが。