子育ての不安、、(か?)

続きを書こうと思ったのだけれど、私のネットの大事な妹が心の叫びを発しているように感じられたので、
あまり大した意見じゃないけれど、ちょこっと書く。
私はいつ読んでも頭が下がる、三人の御子息様をお育て中の方が書かれたものの意味をなんとなくわかる。
「マニュアルを信じていても、結局はなるようにしかならないのよ」という意味なんじゃないのかなあ。
人間、何をするのでも一番大きな負担が「不安」で、これは仕事するにしても結婚するにしても
育児をするにしてもつきものだ。でも特に「育児」の「不安」がこわいのは「育児」とは
「自分」ではない別の人格を扱う、またはその未来を「決定」するかもしれないからだと私は思う。
子供が幾つになっても不安はいくらでもある。私は親の「不安」や「自信のなさ」に付け込むような
一見「指針」めいた「親学」をこれから子供を育てる世代が歓迎しているのならそれはそれでかまわないとも思う。
言葉の受け取り方と同じでその「指針」の真意のどこまでが伝わっているかわからないし、
実践にいたってはどの程度を「指針」に従って「ヨシ」とするかは個々の親の裁量だ、千差万別になると思う。
だから「親学」が一般に受け入れられたからといってそれで社会がどうなる、なんてことはまずないだろう。
ただ、実践が不可能だった場合の親の心の「負担」が気にかかる。
「あの時、ああしていたらこんなことにならなかったんでは、、」とめったにないとは思うんだけど、
あまりよくないことが起こった時、親が自分を責めるネタにしてしまうんじゃないかと、
大変自分勝手な親をやっている私は考えている。負担に思わないんならやってみてもいい、
でもやれなかったからって子供に不安を抱かないでいい、もし言えるとしたらそう言いたい。
最近思うのは子供を育てるって、自分をもう1度生きるってことのような、
例えば、今中学生や小学生の娘がお友達と色々あったり悩んだり、その話しを聞く時、
私は自分の子供時代を振り返る。
そう言えばこんなこともあった、と記憶を掘り返し、もう1度自分をやり直している気になる。
「ママはこうだったけど、こうなって、だからあなたはどうするか自分でよく考えなさい」と
答えにならない母親の言葉を子供達はどう受け止めているのか、今のところものすごく困った事態に
陥ったことがないからなんとかなっているか、とは思っているんだけれど。
私は、全く知り合いのいない土地で子育てして、色々あって、それを乗り越えた結果、
何があってもなんとかなる、なんとかする、なんとか出来る、と自分を信じている。
子供と関わって、何ごとかおこった時、自分はなんとか出来るだろう、
「不安」なんて持つだけソン、と厚かましく開き直って、その上で、とりあえずこれくらいのことはしておくか、
と将来下手なトンデモ科学やら、金の計算とか、書類読みとか、騙されないように漢字を書かせたり、
計算させたりしている。
育児は、自分自身の歩いてきた道を肯定する過程じゃないのかなあ。色々あっても、幸せに生きてる、
自分のは頼りにならん親だったけどとりあえずこの世界に産んでもらえて私は満足している。
と、私の両親はどちらかと言うと教育不熱心なばあちゃん一人に子供達を任せっぱなしで、
私達はまったくいいかげんに育ってきたわりにいつのまにか結婚して子供なんか産んじゃってるし、
しかも私ったら、たまたま知り合った若い子にミエはって「素敵なお母様ですね」なんて言わせたり、
ちゃっかり、楽しくやってるじゃん、人生なんかなんとかなるわよ、「親学、なにさま?」でいいんじゃないか、
でも参考になるんなら参考にしてみてもいいんじゃない。
今さら「母乳」と言われても、私は母乳のでない体質だったンで、とても哀しかったけれど、
実家の母親曰く、私が生まれた当時は「母乳よりも確かな栄養の人口ミルクを!」の考え方が強くて、
仕事もしてたし兄弟三人ともミルクだったそうだ。「でもちゃんと育った」少なくとも母は
自分が産んだ子供三人を自慢に思ってるから私ら兄弟は親孝行もの達であるかな?
と、自画自賛したところで人様には何の役にも立たんので、つまりこんなにいいかげんな育てられ方した人間が、
いいかげんに子育てしていてもなんとかなるよ、で「親学」もテキトーに都合のいいようにやっていいから、と
それでもやはり不安かなあ。
不安って、そんなに必要なもの?今まで生きてきてすごく役に立った?
私には役に立たなかったから今はほとんど持ってない。
そういう人間だから「雑」なのかねえ、困ったねえ、、(とかいって、あんまり困ってない、ごめん。)
「大丈夫、よしよし」と、お友達にしてもらえたら一番いいんだけどね。
みんな、だんだん「親」になっていくのに、「親学」は初めから完璧な親であれ、といってるみたいなんで、
私はやっぱり違和感ある。
私が母乳が出ない体質なのも「間違ってる!」とさんざん言う人もいたしなあ、嫌だったなあ、、
そういう使われ方しないといいんだけどね。
私は今でも十分以上にいいお母さんやってると思うなあ。ほとんどのみんなが。
ところでタンジェリンカラーシェル型iBook、瀕死の状態。電源の接触部分がアカン、
店に持ってったらもう多分部品がないと、週末は参観やら剣道大会やらでバタバタするんで、
新しいのに乗り換えるのに少し時間がかかるかな。とほほ。
ええい、いつ書けるかわからんからついでに安倍内閣サイテー!
こいつら、会期延長の選挙日1週間遅らすの、で、どんだけこすいことしてるか!
中学、高校総体シーズンなのをわかってやってるんか!
教育がどうのとか言いながら結局子供達や現場のことはどうでもいいの、
そうでなかったら、総体に向けてがんばってる子供や親を右往左往させるようなことするわけがない、馬鹿ー!
しかも29日なんかもう旅行に行く人はとっくに手配してる、すごい狡い。
最近は政治家は生きてるだけで「えらい、えらい」とほめなきゃいけない存在になってしまったから
あんまり言いたくないが、安倍内閣は戦後サイテー。
それから昨日のNHKクローズアップ現代はよかった。
沖縄の「日本軍の自決強制」記述を書き換えさせたことの詳細、珍しくきちんとしてた。
がんばれNHK、私はちゃんと受信料は払ってるからな!
ああ、さよなら、私のコンピューター、、、