怒っているのです、が。

「続けてやる!」とか書きながらちょっと時間を置くともうどうでもよくなる私、、
期待がね、なくなった、ああいう発言をしている人達に。
医師が必ずしも全てに正しい認識を持てるとは私は思わないんだけど、
「間違った平等神話」だの「かつての教育が」だの、ああ、こんな人を医者として信頼できないなあ、
何、呪文だしてきてんだ、何もかも、それが悪いですむんなら全てはそれで終了だ、
医療崩壊も結局はそういうことを言い出す人が引き起こしたんだ、と思われても仕方がないと思う、
世間一般で「医師」と言うものがどういう目で見られているかわかってなさそうだもの、
やはり尊敬される存在だと思うよ、「まとも」な人間からはね。
「まとも」な人間なら、全ては「歴史観が!」とか言い出すような人の言うことなんか信用しない、
ましてやそれを言う人間が医師なら何言ってるんだ?と他の職業の人が言い出すより腹をたてちゃうだろう、
そういうことがわかってないんだよなー、、
医療崩壊」の認識が広がっているかどうか、多分あんまり一般的じゃないと思う、
なんでかって言うと、フツー、あんまり人って病気しないから。
お医者様は日常的に病人ばかりをみているから、病人を意識するんだろうけど、一般人は、
小さな子供がいるだとか、介護老人がいるだとかでない限り、病院にお世話になる機会がほとんどない。
だから医療がどうなる、とか言われてもピンと来ないんだと思う、自分が困るまでは。
「医療危機」と言われても「はあ?」みたいな、そんな感覚かなあ、みんな風邪ぐらいしかひかないもんね、
それも病院に行く前になんとか治してしまう、忙しいし。
女医さんの友達と時々会って「あー久々に病気じゃない若い人と話したわぁ」とか言われると
ものすごくびっくりする、「しっかりして、私ら同級生よ?」って、
なんなんだー!その年老いてしまった発言はー!!まあ、そういう仕事なんだなあ、と、
身内もそういうことを時々言うからなあ、検診で胃カメラしてもらった時も
「いいなあ、健康な人の内臓はきれいで」、、、辛い仕事をしてるんだなあ、と泣けてしまう、
大分前になるけど、友達は患者さんの家族に突き飛ばされて眼鏡を壊されたと言ってた、
「警察に言わんかったん?」と聞くと「患者さんの御家族だからねー」、
「病気の人は可哀想だ」そういう意識を医療関係の人は必ず持ってる、
そういう正しい感覚に色んな人や、モノが甘えてるんだと思う、
医療行政はそういう「優しさ」につけ入っている気がする、マスコミも。
そういや、昨日で終わったんだけど朝日の「ドキュメント、医療危機」には参った、
「病院に笑顔広げよう」って、これ、読みようによっては「がんは笑えば治る」
てうけとられかねないんじゃないのか?
「1日5回笑い、1日5回感動する、を実行した末期の悪性リンパ腫患者のがんが消えた」
「19ヶ月後に女性(88)の進行がんがほぼ消えるという体験をした」私なんか
「ホンマに癌やッたんかー!」と思ってしもうた、パッチアダムスとか出してきて、あざといなあ、
この田辺とか言う編集委員、こんなおかしな記事によく名前出せるよなあ、
その前の日もかの日記では「ユダ」呼ばわりされてる「長谷川」とか言う先生を取材してたけど。
(あ、同じ人じゃなかったかもしれん)
まあ、アホはどこにでもいる、そういうことかね、でも「歴史観云々」にもってく人は一番ダメですから、
それはわかってて欲しい。そういう「歴史観が」って言う人って大抵「自分は心を患ってる」と主張するんだけど、
心を患う人が信じてる「歴史」をなんで「健康人」たる私らが受け入れなきゃいかんのだ?
そこが一番不思議。(おしまい)