私の「日記」も含めてネット上に存在するものの9割はクズだが、1割は非常に素晴らしく、
楽しみに読ませてもらっている。良質のブログはコメント欄も充実していて、そこも含めて勉強になる。
医療崩壊に関する考察などは、私はネット上の情報しかなく、その言葉の大元となった本も未読だ。
身内に医療関係者がいるので時々聞く話しで、なるほどな、と思うことは幾つもある。
医療崩壊は避けられないことだと私は受け止めている。
しかし、私は非常に信頼をしてきた小児科の開業医さんの日記のコメント欄に書き込む人に
ものすごく腹を立てている。
正直に言ってこの人達こそが「工作員」「プロ市民」じゃないかとさえ思っている。
「朝日新聞」が今さら医療ネタに関してまともなモノがかけるとは素人の私でさえかけらほども思ってないし、
朝日をとっていても別にその情報が正しいものだと受け止めているわけではない。
医師から朝日が糾弾されるのは当然の事とも思う。
でも、この御自分を「医師」だと名乗る「７７４氏」の結語は大抵が「教育が悪い」「共産党が悪い」
「歴史が悪い」だ、もう私はそんなこと聞き飽きた。
じゃあ、憲法変えて核兵器も配備して、中国、北朝鮮に「国防」の名の元にミサイル打ち込んで、
拉致被害者を「奪還」して、共産党員は撲滅して、朝日も発禁にして、戦犯の名誉も回復して、
靖国神社を国教にして、南京大虐殺もなかった、従軍慰安婦は本人達が悪かった、それで医療崩壊もなくなり、
学級崩壊も、家庭崩壊もなくなるんなら、今すぐそうすればいい、
私はこんな頭の悪いことを現役医師を名乗る人が言うのかと思うと本当に教育と言うものに絶望せずにはいられない。
かりにも国試にうかった高等教育を受けてきた人間が社会の底辺にいるような、小林よしのりに蒙を啓いてもらった、
と思うような人間と同じような馬鹿げた考え方をしていいものか、どんなにケインズだの実証主義だの
難しげな言葉を出してきたとしても、その根本が馬鹿だともうどうしようもない、
教育なんかかけらほども役に立ってない、
その機会を与えられたかどうか怪しげな人達と同じことを言い出すんだったら。
多分医療関係者を悩ませるトンデモ科学の信奉者や救急車をタクシー代わりに使うトンデモ患者も
「７７４氏」や「暇人」の人と同じ考え方だと思うよ、よかったね、同族嫌悪だ。
私の身内に自民党員はいても共産党員は全くいないし、いまだにリアルで共産党員を見たことがない、
保守の強い地元に生まれ育っているので、選挙の時に見かけるのはせいぜい民主党までだ、
共産党の車が走っているかどうかさえ気がついたことがない。
そんなレアな存在の共産党が本当にこの国を悪くしたなんてとても信じられない、
大体戦後でも戦前でも共産党が政権を握ったことってあったんだろうか？
そんなにも絶大な影響をおよぼしたことってあったんだろうか？
ならなんで日本は「北朝鮮」になってないんだろう、不思議でならない。
このことは私は何度も書いてきて、もう書き飽きてしまったくらいで、本当、さっき書いたような、
「７７４氏」が主張するような結論でこの世の中が夢のように変わるんだったら、早くそうして欲しいと心から思う。
核兵器を持てばいい、広島の原爆資料館の館長を攻撃しろ、憲法を変えてまともな軍備を持った国になれ、
そうだ、「徳育」だ、そうすれば、この国はきっとよくなる、医者の医療ミスもなくなる、
患者の態度も診てもらってありがとう、となる、きっと魔法のようにこの国はよくなる、
「７７４氏」及び「暇人」が書いていることはそういうことだ、
それが、まともな「医師」の意見なのか、これが現場にいる医師の代表意見なんか！
（腹立つンで、だらだら長く続けてやる、明日以降に続く。）
