守られたいあなたに、、、捧げます。

さるプリンスが御成婚の際「お守りします」とは言ったものの、そのプリンセスは様々な軋轢によって
お心を少々患われるようになった話しは某国では有名なはずで、かのプリンスでさえなしえなかった
「守る」なんて事が下々の日本男子にできると考えるなど全くもって「不敬」の極み!が
あるべき「国民」の姿ではないかとかねがね思うんだけれど、某国の自称「大和撫子」は何故か
「守られる」ことに異様な関心を示したりもすることに多少の疑問を持つ某国国民であります。
つまり、昨日の続きで石原慎太郎に「守られたい」と感じ取る女性がかなりの数いそうだと言うのは全く嘆かわしく、
ついでにこういう方々にとって某国自衛隊は自分達を守るために存在する、と信じて疑わないのが
なんとも無邪気で哀れだったりいたします。自衛隊のかなり上の人の細君に「自衛隊が守れるのは自衛隊だけ」
なんて私は聞いてるんですけどね。ぶっちゃけ、さる基地に所属する旦那様がやけに東京出張が多いのをこぼしてたので
「エリートコースじゃーん、さっすがー」と言うと、吐き捨てるように
「不祥事のしりぬぐいだよっ、どんだけ自衛隊に不祥事多いか、がっこの先生や役所の比じゃないよ!」と、
彼女によると自衛隊に守られるくらいだったらいっそこのあいだ剣道初段をとった私の娘に守られた方がマシ、
とのことで、曰く「自衛隊に入れればクズがまともになるなんてみんな思ってるから自衛隊に不祥事が多いんだよ、
クズはどこに入ってもクズ!」と、まことごもっともなことを話されたので
確かに自衛隊の人員整理は必要なことだと内部でも考えられているんじゃないかと、専業主婦つながりで
国家機密を知ってしまったおばちゃんは考えるのであります。あ、ちなみにこの細君、お父様も自衛隊員です。
旦那様は代々海軍出身のお家でお父様も自衛隊員、弟様は警察官、と大変固めの御職業一家でございます。
おそらくは旦那様がおっしゃることを奥様も口にされていらっしゃるんで、案外自衛隊の内部の方は信頼できるな、
と私は考えておりますが、自衛隊がやはり私達を守るとは幻想に過ぎない、と考えるのが妥当だろうと思ったりします。
てなわけで、前フリが長くなりましたが「守る」「守られる」とは全くの「夢物語」である、
とやはり女性の皆々様が理解できれば石原慎太郎を支持する、なんて事はしなくなるか、と
これがまたそうとは考えられない、が私の結論で嘆かわしいことに石原氏の「ババア」発言なんかに萌える女性が
控えていらっしゃるわけですな。ほら昔っからいるでしょう?
「あんなブッキラボーな態度とるけど本当はシャイでやさしい彼なの(はぁと)」とか言う少女フレンドかコミックか
大昔の少女マンガでよくあったパターン、私はそのテのマンガは鼻くそをこすりつけるほどの値うちしか
見出せませんでしたが、よく売れておったような気がします。あれの延長線上にいるのが
「ババア、なんて言ってるけど本当は紳士な石原慎太郎様(はぁと)」
「ババア、は単なる照れ隠し、ウフッ、私にはわかっ、て、る、の!」(ううっ、サブイボが)な方、
どうしようもないクズ男につっこみ続ける「けなげ」系の女の子、いや、本当に「けなげ」ならいいんですけど、
えてして「けなげ」と「思われたい」に過ぎなかったりして、人間の悲劇とはこう言った大きな
「誤解」「幻想」「欲望」からうまれるものですよねえ、、(遠い目)私なんぞは男が「お守りします」
なんて口にだそうもんなら「ぶっ転がす!」といきなり目に突きでも入れそうなくらい腹立ててしまうタチなんで
石原慎太郎とは肌があいませんので好きじゃないです。なにがあれでどうだこうだ、の理由はなく
もう単なる個人的「趣味」だけで嫌いですな、「ダメ」と言うのに「ステイタス」を感じるのでなく、
単に「嫌い」、「ババア」だから嫌いでもいいや、この際。なんかねーホンマ嫌なんすよ、
石原慎太郎に限らず、誰であれ、「守る」なんてのは変な言葉ですよ、人間と人間が対等じゃないみたいな、
「守られてる私、、」が「好き」って私には理解出来ません。
それでうちのダーリンはどうかって言うと大体「守られ」なければならないようなところに私は行きませんしね。
ほんで某奥様会みたいな女性ばかりのアンタッチャブルな世界で男性に「守られる」なんてこたあ、まずないですよ、
そこではひとりたくましく女は生き抜かねばいけないのです。では、いってきます。
(しばらく「馬鹿」続けさせて頂きます)