雑記。

丸山真男回顧談の上巻で気になった事。まず、戦前の学校制度がよくわからない、
例えば戦前は医者になるために「医専」とか「医学校」があったとか、大学の「医学部」は
別格の存在だったとか、軍医養成のために即席に「医専」が沢山できたとか、情報がごっちゃになってて、
師範学校だとか旧制中学(ってその当時はそういってなかったはずだよな)とか、
ああ、わからん、複雑だぞ、昔。私の高校は元旧制中学だったので丸山真男が言及した人の中に
むかーし、先生に耳にたこが出来てそのたこでたこ焼きができるくらい聞いた立派な
「大先輩」の名前を見つけて、おお、と思う。ちなみにちらっと高校生時代愛読してた立原道造の名前も出て
なんとなく嬉しい。好きだったんだけどきっと今読み返すと「恥ずかしーい」になるんで、本棚、見て見ぬフリ。
「京大事件」について、なんかやな感じ、の本を一冊だけ読んだ事があって、でも今回もう少し詳しく
読んでみたくなった。そういや西田幾多郎(この字だったっけ)の名前を「幾太郎」と思ってたり、
あと秦郁彦を「邦彦」と見間違えてたり、本読むより漢字練習帳でも買ってきたらどうよ。
アホな極右に締め上げられていったんだなあ、帝大と言うのは。私の知ってる文系東大生は
なんでか警察にばかりお進みになったんで、はて、これは、こういう歴史となにか関係があるのか、と考えたり。
そして昔から理系はノンポリ、、うーんこれも歴史的なものか。こういう回顧談は面白いなあ、
事実誤認もきっとあるんだろうけど、あれこれ読んでみるきっかけになる。
珍しく雑誌を2冊買う、ひょっとして、扶桑社?と思ってた「real simple」(実は日経BP)と「ドマーニ」、
「リアルシンプル」はすかした装丁のわりに中身は「素敵な奥さん」以下、これだったら
「日経ビズマム」(だったっけ?)の方がよっぽどいい。こんなに役にたたんチラシみたいな雑誌も珍しい。
「ドマーニ」の方はファッションが「ヴェリィ」よりましなのと、諸事情により、
奥様「見栄っ張りおバッグ」を買わねばならぬ羽目となって、一応この度のトレンドを、とは言うものの、
ビンボ奥様、バッグに3万円以上出したくない。いくら高いバッグでも持てるのは3年までです、
「アラ、まだそれつかってるの?」なんて無邪気に言う有り難い人がなにげにいる環境で持たねばならないのに、
数回もてばおさらばのバッグになんでこんな高い値段を、、と買ってもいいと言われても、買いたくない。
ものすごく「おされ」な知り合いのお嬢様系マダムが「一生ものなんてね、嘘よ」と前にしみじみ言ってて、
うーん、困った、私は将来「なにが悪い」とどこにでもクロコの和光バッグを持ち歩くおばはんになるな、
ダーリンママがそうなんだよ、よし、あれを将来は譲ってもらおう。とは言うものの、その前に、、
「おされ」なお嬢系マダムは「中村うさぎって、えらいと思う」とも言ってて、
なんとなく私の心の友(と私だけ思ってるような)、
「ブランドものって1度か2度つかったらそれだけだと思う、ああいう扱い方でいいって気がする」
と、深い事をおっしゃった。私は前にTVで見たあまりの部屋の惨状にお片付けに行きたくなったけどなあ、
「モッタイナーイ!」お化けになって。
(いえ、あの方が「お化け」とかいうんじゃないです、単につけたくなりました)
お買い物と言えばオシャレな100円ショップを友達に教わって可愛い櫻の花模様のコップを6こも買ってしまった。
それから、これは大昔から毎年集めてる「ミニお雛様」、今回は「ガラスバージョン」、
私はこのテのちまちまグッズに目がない。箸置きも集めている。かなり、色々ある。(ホホ、自慢)
大きなお雛様は娘二人なので2つある。毎年出すのが苦痛じゃ。縁あって手に入れた作家もののお人形も3体、
出すのは楽しいが片付けるのがなあ、、、明日からしばらく湯治(予定)。