雑談続く。

昨日の学級崩壊のところでコメント欄を見逃していたので改めて読ませてもらって
ウーン、皆さんちゃんとわかっていらっしゃる、と感心する。
特に以前うちにコメンと頂いた「K」さんの意見が大変いい。そう言う事なんだよなー、
もうあるもんで我慢せんとしゃーない、ってこれ以上無駄に敵対しても自分達の子供のためにならない、
だから自分達でできる限りのことをする、がもっとも現実的路線。私は上の子が田舎の学校に通った
小学一年の時に一回、下の子が今の小学校の2年で一回と合計2回、学級崩壊を経験したけど、
結論は「諦める」だった。先生の力不足は「正論」なんですよ、当然ですよ、いくら変わってても
小学校低学年の子供を押さえられないのは教師として失格です。でもね、それを言い募っても、
なーんにもいい事なんかなかったですね、保護者会を何度開いても不毛でしたよ、そこにこだわると。
クラスの意見をまとめるのが一番あの頃しんどかったですね、別のクラスの担任の「あの先生がいい」
とか言い張る人もでてきましたし。トンデモ父ちゃん母ちゃんも押さえんといかん、
(学校側に「こんな親の子供」って思わせてはいけないです)、校長先生を交えての話し合いで
ただただ泣く先生もなだめんといかん、ちなみに、保護者の集まりに2回目から担任の先生はでてこなくなりました、
対応したのは校長、教頭、学年主任。「担任の先生の前では言いづらい事もあるだろうからあえて」
と校長先生はおっしゃいましたが一回目であれだけボロカスに言ってるんだからそんなはずは、、
と笑っちゃいました。うちは地方なんで教員や公務員は「家業」状態になってる人がかなり多い。
私が経験した二人の学級崩壊先生はどこかの校長先生のお嬢さんでした。
一人は確か旦那さんも教員で教員一家、いやはや、こういう血縁が絡むと担任をかえるのどうのはもう無理。
心弱いお嬢さん育ちな先生をいかに庇護し励まし、また脅し、仕事をさせるか、私も分担でお母さん有志と
掃除の時間や色々、お手伝いに行きました。校長先生、教頭先生もできる限り授業を見回るようにして、
それで一年終わりましたけどねー、、先生をいかに懐柔するか、そこが難しいんですよね、
なんかお話の先生は男性のようなんでいよいよ難しい、上の子の六年の担任の先生が
「マイルドに難しめ」だったんで(この人は子供を普通の公立に行かせてない)、私は会う度、
おだてまくりました、私は昔から息するようにおべんちゃらが「必要な時は」でて来る人間ですので、
ええ、その機能使いまくりです。なんと申しましょうか、むかーし、女子大生時代につちかったコンパ機能ですな、
女子大に通うと、こういう素敵なオプションがつきます。もちろんその機能を装備できるかは
本人にかかっておりますが。(ほほ、自慢?)そして上手に使わないと大変危ないものになります。
ビミョーな操作が必要です。彼は今も下の子の部活のお手伝いをしてくれていますが担任は持っていません、
これも先人達の努力の結果と誰も知らないでしょうなあ、、、
まあ、「言えば」してくれる人ですから、ましな人です。
でも学級崩壊は低学年の方がまだそれほど深刻ではないです、学年が上がるごとにパワーアップします、
学校を変わるのも一つの策ですね、ただ最終手段であって欲しいものです。やはり変わるべきは
担任の先生、ですしね。と、言ってもクラスを変わる、のは問題を他に押し付ける、ですし、
20数年つちかって来た人格を「変える」ってのも難しいでしょう。ああ、大変だ、全く。
でもお子さんは間違いなくいい子に育ちますよ、奇妙な経験でも子供は養分にしていきます。
ご家庭が円満でおいしい御飯を食べていればね。親にとってもこの経験は「芸の肥やし」となるのです。
かげながら応援しています。がんばれ。