雑談。

ぬ、いかん、普段嫌悪している「普通」なんて言葉をつい使ってしまった、いえ、「愛」のために
結婚される方だっていらっしゃいます、ええ、でも「愛」なんてモノはわたくし、「レアモノ」
と見なしているような現実主義者なので、「愛」は「普通」じゃないのかもしれません、
あくまで私にとっては。って言うか、私は「愛」とかって言われるとどうしても「タカラヅカ」の世界を
思い出すんですな、後ろにハネいっぱいつけておリボンお花いっぱいシャンシャーン、みたいな。
すみません、勘弁してください、「愛」、何となく恐いです。
ま、なんで私がダーリンと結婚したかって言うとその方が面白そうだったからですな、楽しそうだった、
いや、実際楽しいですよ、トンデモ親を手なづける方策を覚えたり、私一人だったら絶対住みそうもないような
僻地に行ったりして、ミニ「生き物地球紀行」みたいな経験出来たし。若かったですなあ、決して嫌いじゃない
価値観の似た人たちと過す職場捨てて飛び出したんだもの、もうちょっと年食って経験つんでたら
どうしたかわかんないですしね。それでも多分やっぱり一緒について行く事にしたでしょうな、
決して「愛」ではない私の「選択」。結婚も子作りも選択肢の一つ、誰もがそう思うものと私は考える。
ところでお気に入りのところで(私はお気に入りのところで怒るネタしか探さんのか、と最近思う)
また「三才児神話」がどーのこーの、なんて「雷さんがへそをとる」的なトンデモ説を唱える奴発見!
京大の先生らしいが、この方、ご自分の3才までの記憶が鮮明にあるのかしらね、
「あの時母ちゃんはぼくが泣いたのにおしめをかえてくれなかった、声を枯らして泣いたのに」
と今でも恨みがましく思ってるんだとしたらそれは3才児神話以前にあんたの遺伝子がおかしい。
こんな女をおどかすような説をいまだに京大の先生は信じてるのか、私はずっと子供といましたけど
人から見ればロクでもない子育てしかしてないですよ、のわりに、子供達はそれぞれ個性を持って育ってますな、
上の子はいつ面談に行っても「申し分なくよくお出来になります」とほめてもらった事しかないし、
下の子もとりあえず「大変お元気で」って、イヤー公立校の先生はえらい、なにかしら必ずほめてくれるもの、
私なら「こんな「野猿」もっとしつけたらどうです?」なんていいそうだ。ふと気がつけばどこかに登ってる、
或いはバック転しようとしてる「女の子」だもの、いつでも先生に「この子、学習障害児じゃないでしょうか?」
って聞かずにいられない、先生は「活発な性格でいらっしゃる」と言ってくれるけど。
まあ授業を妨害するとか、立って歩くとかは絶対しないし、成績もお姉ちゃんほどではないにしろ、
そこそこだからなあ。同じように育てたつもりで、同じ親から生まれて、「同性」でも、こんなもん。
「3才児神話」なんて脅し文句に騙されず、自分ができる事、無理をしないで子供にしてやれる事、を
心掛けてください、子育て中のお母さん、お父さん。母ちゃんばかりが親じゃない。
京大の先生もいい加減な事を言う。
ふと「普通」の「言葉」を使ったものすごく前に書いた自分のところを読み返した。
ふーん、こんな事書いたっけ、私もいいかげんですなあ、でも京大の先生よりは子育てに役に立つ事を書けると思う。
それはまた明日。教育基本法改正、強行採決、なんにもわかってない連中がいい加減な事をするなあ。
(追記)
大変有り難い事に私のような人間を「すてきなおくさま」と呼んでくださる自称ネット右翼の方に
喧嘩を売られております。この方のハンドルネームは「いか元気」と言うのですがいつ読んでも
「いいかげん」の読み替えかな、と思います。一つだけお答えすれば子供を育てる「リターン」は
「育てること」そのもの、ですよ。大変面白い行為です。それ以上の「リターン」を求める事はないですな。
へたれは何故ネコが好き?私が聞きたいのはそれだけです。
(御興味のある方は「いか@筑波山麓 看猫録」ってのをおさがしください。お写真はうまいですよ、
ものによるけど)