ふと、海外話。

日本人と結婚したら日本人になるのだと、だから偽装結婚なんかがあるんだとばかり考えていた私、、
(と多分、身内も)日本の国籍、戸籍制度は複雑怪奇、、(て言うか、自分で調べましょう、
勉強不足です、すいません、、)で、自分とは関係のないネタに逃げる私。(でもないか)
今海外ニュースでもっとも気になっているのが南米の石油と美人が豊富で有名な(ホンマか?)
ベネズエラのチャべス大統領、少し前から南米は左派に傾いていると読んで、先日も派手にこのチャべス大統領が
ブッシュ大統領に噛みつくパフォーマンスを見たので印象深い。石油つながりとお隣の国なので
アメリカとはなかよしこよしと言う気がしていたのでこれから南米がどうなるのか興味を持っている。
イングランドにいた時、日本の捕鯨活動問題とからめてクラス唯一の有色人種だった私の排斥を企んだクラスメートが
アルゼンチン人で今でも時々「オノレ、にっくきアルゼンチーナ!」などと当時をふとフラッシュバックしている。
(ビョーキだ、、)なんでアルゼンチン人に差別されんといかんじゃー!と言うのが当時の私の心からの疑問で
帰ってきてからペルーのフジモリ大統領の件があって初めて南米にわたった日系人を快く思っていない人たちが
いると知った。(ところでフジモリ大統領は今どちらに?そして曾野綾子、と言えば私はボランティアー活動の
義務化を言ってるより、あんたが面倒見た人間のいたらなさに目を向けろ、と思う)
南米の左派政権は日系人達にとってどのような存在なのか知りたい。極端な左派を私はいいとは思っていないので
日系人とのかかわり、日本とのかかわりをもう少しわかりたい。(と考えるだけです、すみません)
何やらチャべス大統領は北朝鮮とも仲良くしたい、などと香ばしい事を言ってくれているようで、いやはや。
ベネズエラには日系人はいないのかな?それすらも実は知らないのだけれど。私を徹底的に不愉快にさせた
アルゼンチン人は富豪の名家出身者で実はアルゼンチンにはほとんどすんだ事がなくヨーロッパの各地を
親の仕事か何かで転々としてきた、とその当時のクラスメートが教えてくれた。でもなんでかレイシストで、
私だけではなく、確かスペインの一地方出身の肌の色の濃い別のクラスの人間も毛嫌いしていると聞いた。
日系人が憎くて私を排斥したのか、はたまた単に肌の色だけの問題か、いまだにわからない。
私の周りのヨーロッパ人はそのアルゼンチンを軽く侮蔑しているようで(奴の態度も悪いし)
彼らが「アルゼンチーナ!」と言う時の独特の口調は忘れがたい。あれこれ思い出してみて、
その後知った話なんかをつなげてひょっとして南米はナチの残党が多く亡命したところだし、そういう冷たい視線を
彼に浴びせていたのか或いは、フォークランド紛争があったし、と考えている。
あのアルゼンチン人と関わらなければ私は南米なんて意識しなかった事だろうから、
少しは彼の事も役にたってるのかな?嫌な思い出が案外ものを考えさせる契機になるようで、
最近になって、彼の存在にも感謝している。前に「ハルとナツ」というテレビドラマを見て
日本の戦争と言うものが与えた影響は私達が知っている以上に世界に大きかったと、感じた。
無駄に「愛国心」とか「自虐史観」とか言うよりもそういう世界と日本とのかかわりを教えるようにしたらいいのに。
以前に「徴農」のかわりに「海外研修」を必修にするとの意見を出された方に心から同意する。
海外に出てすごくつまらない事ばかり拾ってきた私だがそういうものも大事だと、時が経った今、思う。
ユーロで統一されたはずのヨーロッパは右派が力を持ちはじめていると言う話だし、アメリカのお隣、
南米は左派、とこれから世界はどうなるのやら。そう言えばユーロの思想はレディーミツコの息子が
はじめたんじゃなかったっけ?日本は世界と常に関わってそれなりの位置にいるのだからそういう事を
もう少し考えたい。せめて子供が私のような無知にならないようにとりあえず新聞を
親の私がせっせと読むことにしよう。(でも日本の基本的な事もわかってない、トホホ、、)