雑談。

社会人の娘が「おじさんたちが最初に勤めた会社は3年は辞めるなと言うかわかった」と言い、生まれて初めて「ジョブホッパー」なる存在に気がついたようだ。
そのジョブホッパーは残りの有給を全部消化で来なくなり、引継ぎの応援を部署が違う娘がたのまれたらしい。
「年齢はずっと上だけど、入ったのは私と同じ、いろんなところを渡り歩いてきた人みたい」
「手伝ってわかったけど、仕事の全部が中途半端、まともに仕上げたのが全然ない。」
「今までいったい何をしてきたのがまったく謎」
「話はうまい人だから、「そうかな?」と思うところはあったけど、実際は違うことがあったりして、
あんまりかかわりのない私でも「あれ?」ってことはあったから、一緒に仕事をしてた人は大変だったと思う。」
娘の職場は中途採用者のほうが多く転職もよくあるが、それでも今回やめた人は特殊だったようで、職場の全員があきれているらしい。
「誰が雇ったの?こんな奴」で、採用者は本当に気の毒。
私の兄弟がかつて華麗なる学歴、職歴の「華麗なる人(仮名)」を雇ったとき、その「華麗なる人」の出来る仕事は「自分を盛ることだけ」だったようで、
早々とやめていただいたのちに、兄弟の以前の同僚が「華麗なる人」を問い合わせてきた時「絶対やめておけ」とアドバイスしたとか。
ジョブホッピングはいつまでも続けられるものではないようだ。
そもそも「ホップ・ステップ・ジャンプ」の「ステップ」に至らないのだものな、いつまでも「ホップ」で止まる。
「3年勤めないと、ああいう人と同じに見られるんだってわかった、それは絶対、いや」とは、どんなひどい後始末をさせられたのやら。
わが兄弟は「転職は3回まで」も娘に教えて、実際、彼らはIT系技術職だが3回しか転職していない。
最初の企業で10年近くキャリアを積んで、その後外資で3年、日系に戻って現在に至る。
「技術職者でも3回だからな」と、それが結局は「常識」なようで、こういう知恵はネットでは授けてくれない。
長く仕事を続ける上での考え方を教えてもらってよかった、教えてくれる親族がいてよかった、と思ったのでした。
仕事をしていない母ちゃんにはわからんことよ。親戚は大事。終わり。