腰痛、再び。

ダーリンが「君のところは悪口を書くと人が集まるね」と言う。
違う、これは悪口などではない、これは魂の叫びだぁー!って言ったところで無駄か。トホホ、
今日は本来なら今年最後の奥様会、グルメな奥様がホテルのシェフと相談して決めた特別メニューに
ありつけるはずが昨日寒風吹きすさぶ中小一時間ほど玄関の寄せ植えを中腰でいじったせいで
またもギックリ腰になってしまった、、とても、オホホな奥様している場合じゃなくなったので泣く泣くお休み、
悪口を書いた天罰なのかはたまた先日聞いた身内の話を笑ったせいか、、
ここ数年台湾に出張して仕事をする身内がいて、欧州の企業と台湾企業を交えて交渉事をしているらしい。
身内は開発部門の技術者なんだけれど細かな説明をする為に営業の仕事もやらされている。
英語を母国語にしない欧州企業の担当者と台湾人を交えて交渉をするそうなんだが間にはいる台湾人は
話が煮詰まるまでふわふわしている癖に決まりそうになったら急に態度を変えて乗り出してきて
ああだこうだいって自分の方に有利に話を持って行くそうだ。かなり曖昧な英語を話して
欧州企業側の人間にとっても意味不明のことを言っていたり、また身内が話す内容の半分も
理解できないでいるらしいのに、大抵はその台湾人の主張が通る。身内はなんでその台湾人が
いつも話にはいって来るのかわからなくて会社に彼を通すのはやめて欲しい、彼と仕事をしたくないと言ってるが
さっぱりらちがあかない。とうとうついこの間腹にすえかねてその台湾人に直接
「私は君の話す英語がよくわからない、一緒に仕事をしない方がいいと思う」と言うと、
その台湾人は笑って「心配するな、お前の英語はたしかに下手だがオレはお前を見捨てたりはしない、
オレはビジネスのパートナーとしてお前の事を気に入っている。今度仕事をする時までに、
オレはお前のために日本語を覚えてきてやろう、オレはお前と違って語学は得意だ」と言ったそうだ。
「オレはもう気が狂いそうやー!」とどう考えても英語は身内の方がレベルが高い(と、本人は言う)のに、
何にもわかってない、いやわかってないフリをしている「オレはカモにされているー」って、
気の毒とは思うがつい笑ってしまった。相手の人間は身内よりも遥かにやり手なんだろうなあ、
年は身内とあんまり変わらないようだし、でも大陸人的(台湾自体は島だが)といおうか、なんといおうか。
私はこういうアジア人が結構好きなんだけど、日本人は身内も含めて苦手な事が多い。英語力云々よりは
人間力とでもいおうか、まー育ちの悪い雑な日本人を相手に話をしているとでも思えばいいのに
生憎そういう人間とつきあう機会がほとんどないんだろう。色んな世界を見ておくってのは
大事な事だ、なんて思った。でも身内の胃に穴があいてしまうのは困るなあ、
前の仕事は血尿が出たといってやめたし。(転職しました)心配しても仕方がないんで面白い話として
つい聞いてしまった、この兄弟不幸モノ、ギックリ腰はその罰か。
ダーリンは私のところに人が集まるのが好きなのでもっと教育事情について書けば、なんて言うが
私に笑えんような話を書いてもなあ、と思う。教育再生会議の事について書けばカウンターが上がるそうなんで
ネット上では意外にも教育基本法改正反対派の方が多いんじゃないかと思ったりする。
そういう問題じゃない、と気がついてる人の方が本当は多数派ではないのかなあ。
ところでさっき教育再生「介護」と出てしまった。あのぼけた委員の面子を「介護」するために
教育再生会議はあるんじゃないかと思ったり。ああ、腰痛い、私も「介護」されたい、、