日常雑記。

今日は久々に「奥様活動」をして楽しく過ごす。

たまりにたまったうわさばなしを仕入れてきて何から記録すべきか、

迷うところだけれど、これが教育虐待か!と思う話をメモ。

奥様であるアテクシのお仲間界隈のお子様方は、

医療系国家資格から士業まで、家族の支えとともに本人のご努力で

本物の立派な学歴を持っているのだけれど、

その中のお一人で、日本有数の高偏差値大学を卒業後、

地に足のついたお仕事をされているお子様の御学友が

30歳近くになってもいまだ働いたことがない。

大学は院まで出ているものの、オーバードクターでもなければ研究者でもない。

今はなんとなく専門学校に通っていて、その理由が本人の意向ではない。

なんと親御さんが「あなたを育てたのはその辺の事務仕事をさせるためではない!」

と、とにかく何故か「事務職」につかせたがらない。

ある日、お子様がご学友のお家に遊びに行ってもてなされたとき

親御さんに仕事を聞かれたので某巨大企業・秘書部だと答えると、

なんとなく微妙な雰囲気になって

「君、うちの娘と同じその学歴でそんな仕事について恥ずかしくないのか」と

お父様に難詰されたとか。

さすがに面食らって「恥ずかしくないです!」とはいえなかったそうだが、

あとでなぜそんな態度をとられたのか腹が立ってきて、親にお電話。

「世の中には秘書だの、事務職だのを「恥ずかしい仕事」と思っている人がいる!」

と「30前にして一度も働いたことがないほうがよほど恥ずかしいんじゃない?」

とアテクシたち田舎の奥様族は大いに憤慨したのだけれど、

ふと思ったのは、ネットなどでは事務系職業をやたらと軽くいいたがる

「文化」的なものがあって、仕事には「優劣」がある、これがそのひとつか、

と、まあ、マインドが半分以上ネットで出来ている私はふに落ちて

そのお父様の職業が元公務員なのが

もう「つっこみどころ満載やんけ!」とみんなで思ったものの、

気の毒なのは受かる当てのない国家資格を無理やり親に目指さされ、

お金はあるからいくらでも学校には通わせてくれる。

でも確かに大学はちゃんと入れて無事出ることは(1年遅れたらしいが)出来たが

それ以上にはなれそうにない、本人は一度でも良いから働いてみたい、

でも親元にいる限り、出来そうにない、

これがいわゆる「教育虐待」か!と、思ったのでした。

これ、東京都内の話なのだよね、

私はいまだに関西方面でこんな話を聞いたことがない。

上方文化はなんだかんだ堅実で、

「働かざるもの食うべからず」「どんな職業にも優劣はない」

と考える人のほうが多いと思うのだけれど、それは貧乏人の私の周囲だけなのかな?

ましてや大企業の秘書課なんてエリート職業だろうに、

そう考えるのが田舎モノの証拠か、でもそれなら田舎モノでいいや、

と、おばはんは思ったのでした。

楽しいうわさばなしは数か月分あるので、また面白かったのを記録。

口とのどが疲れたわ、、

個室でしばし隔離状態だったおばはんたちは多いに愉しんだのでした。

おわり。