ブサヨク、な話。

ブサヨク」なんて検索記録があったのでハテナのキーワードを読むと、へェー、
サヨクとは精神的にブサイクであるから」なんて定義があるのか、ほっほー、なーるほど。
御自分の心の美しさにとても自信のある方が考えつかれたのねえ、お心の中身を見せて頂きたいわぁ、、
さぞかしお美しいんでしょう。ていうか、自分の心が美しい、ってのはなかなか言えないことだし、
他人の心の有り様を「ブサイク」であると言えるほど自分が美しいと信じられる根拠とはナニ?
単なる「ナルシシズム」?そのさっぶーい自意識が私は嫌なんだよなあ、なーんでそんなに「自分は正しい」
「自分は美しい」と言えるんだろう、薄気味悪っ!!私は「宗教右翼」なる言葉に未だ納得していない人間だが
(そりゃー、余りに「宗教」に対して失礼だろう、って気もする)まあ、宗教がからなければ
自分が美しい心の持ち主だとは言えないのかもしれないなあ、宗教という保証を持って初めて
自分を肯定できる人間がやはり存在するんで、私はそれを必要としたことはないけれど、
それで安定する心の人を責めるつもりはない。ただ、自分がどうだから相手がどうだというきめつけは
「醜い」くらいの意識は持っていて欲しいもんだ、罵りあいは泥試合に過ぎないことすらわからず、
自分は美しいつもりでいられるのはあまりにも痛い、振り上げた拳をおろさざるをえないほど哀しくて
いつも私は困ってしまう。哀れな人間を叩くほど私も痛い人間ではないからなあ。
私の「ブサヨク」定義は、「語意不足の頭の悪いなンちゃって右翼の必死の造語」だったんだけどね、
「余りにボキャブラリーが貧困過ぎて新しい言葉が思いつけず、「お前のカーチャンでーべーそー!」並みの
情けないコトバをようやくひねり出してアホな子供のように何度も繰り返し使って悦にいっている」、
だって「ブサイク」なんていつの時代の言葉よ、それって今でも流通してる言葉なのか?
私、実生活でほとんど聞いたことないんだけどなあ、あー、そういや、出来の悪い陶芸作品か何かをさして
60過ぎのおばちゃんが「いやぁ、ブサイクやねえ」っていってるのは聞いた。そういう感じかな?
おばあちゃん言葉っぽいなあ。私がこのテの言葉を使いたがる人を嫌うのは、何かを罵ることで
自分がえらくなってると思いこんでる痛さと、あと嘘つきが多いこと、政治ブログランキング
私は悪趣味にもよく眺めるが一つをとってじっくり読むとプロフィールなんかの嘘が多いことと言ったら
全く感動モノだ、あまりに素晴らしいフィクションにすっかり騙されるところだったので拍手する、
でも嘘つきが政治意見においてどれほどの説得力を持つものか、疑問に思うので
私はむしろ「ブサヨク」である方を選ぶ。結局「ウソ」は「ウソ」だもんなあ。
ところで先日、私は生まれてはじめてリアルで「嫌韓」を臭わせる人を見て驚いた。
とある奥様会系の催し物で何かと言うと「在日の人ってェー」とほのめかすので皆にドン退きされて、
会の主催の人に露骨に嫌な顔をされていた。普段は韓国系企業CEO奥様と仲良くされているのを知っていたので
さては仲たがいされたか、と思っていたら、ひょんなところからその韓国奥様に借金を頼んで断られた話を耳にする。
その悪口を言いたがった奥様の御主人の会社が今、よくないらしい、地元中小企業情報に詳しい幼馴染みが
そこは多分もうダメだろう、と言っていた。うはー、て感じ。おかしなことを言うから
その場が冷たい雰囲気になって早々に引き上げられた「嫌韓」奥様の車が普段はジャガーとかポルシェなのに、
その日は国産の小さな車だったので、会のお手伝いに来るから奥床しくそうしたのかと思ってたんだけど、
そうじゃなかったみたい。うう、きつい話し、、嫌韓の人ってよっぽど切羽詰まってるのかなあ、
そう思うとあんまり嫌いになれなくなってきた、生活が絡む話に私は弱い。「ブサヨク」、「生活臭」に弱し、
これ、覚えておくといいかも。「ブサヨク」つぶしは哀れっぽく振る舞うこと、ですよ。
「美しい」心に自信たっぷりな方にできるかな?