金がないのは首がないのと同じ事なんだよーん。(おしまい)

続けるとかいいながら実は大変いい加減にタイトルを決めてしまったのでつじつま合わせに四苦八苦、
おまけに忘れかけてた邪念をはさんでみたりしたので何書こうと思ったか忘れた、全く困ったもんだ。
ああ、そうそう。うちのばあちゃんのありがたいおしえのなかに「ちゃんともらえ、ちゃんと払え」と言うのがある。
私と同じくかなり人間性に難のあるばあちゃんだったがなかなかいい事教えてくれたもんだ、
故に税金を(ダーリンが)ちゃんと払っているので子供達が公立校で教育を受けるのは当然の「払い戻し」権利、
例え世の中どれほど私立志向になったところであくまで義務教育は公立校にこだわりたい。
でも、専門的に勉強をしたいと子供が言えばいくらでも私立の大学に行かせる用意はある。
大学はそれほど公立、私立にこだわりはない、だって学問は正直「趣味」の世界だもんね、
「趣味」の世界にいくら金を注ぎ込もうと、個人の勝手、そして「趣味」に「見返り」を求めてはいけない、
「趣味」は「趣味」であるだけでありがたいものなんだから。もっともできればやはり最後まで税金を
払い戻して頂きたいとは思ってるが。人生は壮大な暇つぶしに過ぎなくて、できるだけその暇つぶしが
よきものであるようにと「教育」が人間に施されるのだと思うのでこれをできるだけ詳しく勉強してみたい、
と言うところまで学校で子供達には行き着いて欲しいと思う。少しずつ意識が育つ思春期の戸口で
せめて義務教育までは子供に「金がないのがお前の因果、金のあるのがワシの因果」
「金のないのは首のないのと同じ事」なんて台詞が浮かばないようにして欲しいものだ。
子供は思っている以上に大人の事情を察知する、正直に言えばお金のない家の子ほどやはり荒れる、
それも「ない袖は振れん」「ないからどうした」と開き直れる親ならまだ救いはあるが「皆ビンボが悪いんや」で
片付けられない弱い親の場合、子供の反動は確実におかしな方向に行く。具体的に言えば学校に向かうわけで
学校になんか行ったって何の役にもたたない、勉強する連中はおかしい、となって、でもだから
どうしたらいいのかもわからなくてただ目の前にある気に食わないものに当り散らす、
実は自分自身に噛みついている事もわからずに。無駄なエネルギーの行く末を思うと日本は到底
ミサイル防衛に予算を注ぎ込む余裕などないはずで内側にある核分裂をどうにかしないと確実に
日本は北朝鮮的国家に成り果てる。今の税金の使われようはあまりにひどい。必要なものを必要なところに
必要なだけ与えずにもう充分であるにもかかわらずもっともっとと文字通り「力」のあるところに注ぎ込まれている。
国家のやる事のいびつさに気がつかないようにマスコミなどは「北朝鮮拉致」だの「靖国参拝」だのもちだす。
挙げ句に「教育は私立で」の大キャンペーン、「教育はサービス業、教育を手に入れたければ金で買え」
一見、正しく見えるかもしれないがやはり違う、払った税金は大事な大事な「金」だ。
少額であろうが高額であろうが負担している事実に変わりはない、その意識を親がちゃんと持ててない。
それは何故か、考える時間がないからだ、時間の余裕がないからだ。生活を支えるのに大抵の親は必死だし
自分よりできるだけ子供が恵まれるように一生懸命皆努力する、学校がダメだと聞けば塾費用をねん出するために
パートに出る、できれば私立に通わせる。それはおかしいと気がつくだけの「首」をもいで国は
ただただ「我慢」を強いている。私が「金のない事は首のないのと同じ」と言いたいのには2重の意味があって、
金がない連中から首をもいでいけ、と言う国の方針と金がないから首を維持する事が出来ない、
という今の社会の現状を言いたい。
教育は絶対に必要なものだ。必要なものをまともに与えられなかった子供達に将来「モラル」なんて
押し付けたところでそんなの「無理」!!政治家は国会議事堂を売り払ってプレハブで扇風機回しながら
議会をすれば色々わかる事もあるんじゃないかね、心のそこからそう思う。
ほとんどの親が子供のためを思って働いているのにその子供に与えるはずの教育と言う栄養分を
その口元からかっさらって別口にまわすのが今の政治家と政治の行く末。何が「美しい日本」だ、
鏡を見てからものを言え、うちの子の部室みたいに暗いのか、お前の部屋は!!
確かに生徒数はどんどん減っているので教員の数も減らす方向で、っていうのは理屈としてわかる。
でも少子化を食い止めるって話はどうなってんだ?食い止められれば子供は増えるはずで、
そうしたらやはり教員の数も必要になるんじゃないのか、やっぱり国はそれほど少子化政策に
熱心じゃないんじゃないか、労働力はいずれ安く「移民」で補う気だろうし。
考えれば考えるほどオチのつかない話になるのでもう止める。
うちの子に部室の切れてる蛍光灯を外してもってくるように何度言っても「恥ずかしいから嫌だ」とおっしゃる、
かあちゃん、蛍光灯より早くキレそうになる、子供の首をもいでやりたい気がする今日この頃、大変あつい。