教育の値段を考える。(その3)

http://c-au.2ch.net/test/-/net/1147883337/i」からおこしの皆様こんにちわ。
今は比較的真面目な話題を書いてるのにこのようなところに久々に貼り出されるとは、どのエントリが
どなたのご不興をかったのか、心当たりは常に山ほどあるのにもかかわらず不思議です。
まあ待ってなさい、そのうち香ばしいエントリを用意してあげるから、ふふふのふ。
さてこのように雑談ばかりでなかなか結論に行き着かなくてすみません、なんせ子供の勉強を見たり
食事作ったりしながらぽつぽつ書いてるんで時々何書こうとしたか忘れるんですな、そうです、
「教育の値段」、でした。私はまだ教育業界だけが「価格破壊」の波にそれほど洗われていない
最後のとりでのように思っているのでいつまでもそうあって欲しいと願っていますが最近それが
どうも怪しくなってきました。これは「よいものをより安く!」なんて言葉を信じる無知な輩が
増えてきたせいだと考えられます。よいものは必ずそこそこの値段はするのです。
何でもかんでも無茶苦茶に買い叩く、安けりゃそれで構わない、的な、でも安いんだからしょーがない、
って意識はない。前に「100円ショップのモノに100円以上の品質を求めるやつ」なんて例えを読んで
おおいに笑ったものですが、教育現場でも同じようなことするやつがいて笑えないのです。
例えば選んで私立に入ると言うことは無条件で学校のやり方に従うもんだと私は思いますが、それがわかってない、
あるいは「教育」を「買う」「もの」と考えるのならその「価値」が払った値段の半分程度であれば
「ヨシ」とすべきだ、とブランドバッグを例にとって書きましたがそれもわからない。ただどうやら
「クレーム」はつけたもんの「勝ち」だと信じている。昨日書いた塾講師先生のところの冷房の話なんかその典型で、
本来冷房は教えている先生方が快適に授業をして下さるためにつけていると考えるべきで、私なぞ先生が暑くて
教える内容をひょっとして1部分忘れてしまわれるんじゃないか(そんなことはないだろうけど)と、
そっちの方がよほど心配になります。「受験」のための「塾」なんだから、
何も「快適温度で心も身体もリフレッシュ」なんてために通ってるんじゃないんだから
(もしそんな「塾」なら怖い)、そんな勉強と関係のないことでごちゃごちゃ言ってくるんじゃねーよっ!
と同じ塾に通わせてる親なら言いますね。冷暖房費は「私も払ってんの!」、でもそんなトンデモ親、
相手するの嫌ですもんねえ、塾の先生を勉強以外で煩わせる、なんて私には到底思いつかないことですし、
そんな奴を相手にしても一文の値うちもないんできっとやりません。本来、塾の先生方もそうだと思います。
勉強の事で文句言われるのだって、「もう少し努力されてみては」が先生の真っ当な答えでしょう。
そういう親はどうも100円ショップなみの価値しかない自分から生まれた子供にまるで1万円の価値が
あるかのごとく振る舞わせているようにも思われます。これではかえって子供が気の毒です。
納得できないことをなにもかも我慢しろとは言わないがどうも、「おいおい」って事まで教育現場に
言って来るのが最近の傾向のようです。不思議なもんで、そういう人に限って「安倍新政権」の「教育改革」を
熱望していて、こんなクレーマーのお子様が将来「徴農」で、田んぼなどに放たれた日には
日本の稲作文化は崩壊でしょう、農家を死滅させるために安倍新政権は「ボランティアー」をさせるんでしょうか、
「食育」の行方も心配になります。
あら、どうも教育現場の事を書くとぶれてしまいますね。私は「教育」の「値段」なんてあってなきがごとし、
って思います。どこの学校に行かせようが、まず「教育」に「お買得品はない」って事で、
何にどの程度騙される「覚悟」をもつかがどうもある種の親に欠けてるように思うのです。
もちろん「教育」が「騙す」ものではないですが、あまりにケチ臭い価値観の親が私立にも増えているのが残念です。
この先私立まで崩壊したら日本の教育はどうなるんでしょうね。
私立から追い出された(?)お子様が子供達の学校にも何人かいて香ばしい話がたくさんあります。
大変楽しませてくれています。
ものすごくショーもないクレームを公立校に言って来る親を見て、私がふと思ったのは自分が必ずしも
理想的な親ではないのに何故子供には理想的な先生を望むのか、です、当然子供も理想的ではありませんしね。
理想的な親であれば先生にたてつくようなことはまずしないものです。
え、私ですか?私は理想的なお母様と評判の奥様です。これはこれで大変なストレスでもあります、
だからブログで発散するわけです。(おしまい)