お肉の話。

珍しく今日の新聞を今朝読めた。数日ぶんまとめて読むと何がなんやら訳わからなくなる事があるんで
やはり新聞は朝にざっと読んでおきたいもんだ。
うちの新聞はネット右翼(この言葉への違和感は旧Sappolo Lifeのブロガーが書いた事と概ね同意)御用達、
朝日新聞で、こことは曾ばあちゃんの代からのつきあいなんで、今頃突っ込むがためだけに読みはじめた
くちばしのあおい連中の意見は私の前では全くの「無」である。て言うか、よく「朝日新聞読者ごときが」
みたいな言い方してる奴っているが、それってあんたの事だからね、といつも思う。
うちの実家の言い伝えによると大阪の船場で当時ぶいぶいいわしてた船問屋の内儀の曾ばあちゃんのところに
とってもらえませんか、と頼みにきたのが朝日新聞だったそうだ。なんか貧乏そうで気の毒だったんで
とりはじめたらしい。そもそも庶民派新聞第一号じゃなかったッけ?それが今やこれさえ攻撃しとけば
「オレって(わたしって)賢い!」の証明になる「権威」ブランドになるとはねえ、、
それに対して確かサンケイは元は旧幕軍の生き残りヘたれが創って後に政府御用達に吸収されたんじゃ
なかったっけ、政府御用達の理念は今も失ってないようだが少なくとも旧幕軍派が創った部分もあるんだったら
靖国参拝支持ってのはどうかと思うけどねえ、、まあ、昔から朝日新聞読んでる人間はなんチャって右翼が
無邪気に信じてる程朝日新聞を信奉していないと私は思う。新聞はある種の情報を得る「手段」に過ぎないのは
誰でもしっている事だ。で、今朝、「日本のくじら食文化」についての意見二つ。
私はグリーンピースが発信する電波が最も強かった頃英国にいてなんでかアルゼンチン人から
捕鯨活動問題についておそろしく不愉快な目にあった。なんでイングランドまでいってアルゼンチン人に
差別されんといかんのじゃ、イングランド人に差別されるならまだしも、という解せない思いを抱いたまま、
今に至るわけでこのブログのタイトルも実はグリーンピースに捧げている。
意外にも私のまわりの高学歴なイングランド人はグリーンピース活動に批判的で当時は今のように
アメリカすりより路線をとってなかったので捕鯨反対運動も国全体でやや距離をおいて見ていた気がする。
ただただ「日系人憎し」の南米、アルゼンチン人ミゲールの野郎の言う事よりむしろ私の言う事に
耳を貸してくれたのは大変有り難かった。奴はくじらなんか実はどうでもいいと思ってるのはまわりにも
よくわかってたからね、ただそのクラスで一人だけ有色人種だった、しかもアジア系だった私が憎かったに過ぎない。
この理不尽な人種差別を私はいい意味で一生忘れる事はない。顛末としては頭の悪い黄色人種に優秀な白色人種が
討論で負けたわけでしかも自分の仲間のはずの人間達も自分を支持しなかったので大いに憤慨していた。
詳しい事は知りたくもなかったのであまり聞かなかったがこのアルゼンチン人は故国ではものすごい
名門出身者だそうだ。どこにでも馬鹿はいる。
まあそのような楽しい(?)思い出があるおかげで私は捕鯨活動推進者であるんだが
今回の新聞の記事はどちらの意見も支持する。私はできれば気軽にくじらを食べたいな、の給食で
くじらを食べてた最後の世代だし、また給食でくじらが出たら嬉しいと考えている。色んな意見があるのは
もちろんだがやっぱりくじら肉は美味しい。缶詰めもうまい。ところで、結婚して高知に転勤した時、
大橋通りでくじら肉を扱う店が何気なくあって私は腰を抜かした。細々ではあったがくじら肉は
ベーコンにされたりしておいてあったからね。時々外国人が写真にとってるのも見たなあ。今もあるのかしら。
たまにミゲールへの恨みを忘れないために大枚はたいて買った。(高かった)
くじらの味は民族の屈辱の味、、、なんちゃって。
ところでこのあいだ、「狂牛病にも安心!」と豪州産の羊肉を近所のスーパーで売ってたが
私がイングランドにいた当時TVのニュースを見て羊肉の方がむしろ危ない印象をもった。大丈夫なんか、羊肉!!
追記;なんかちょっと気になったんでネットで調べると羊肉はそれほど危険じゃないようだ。