何故専業主婦が叩かれるのか。

答え、金もってないから。「だってアイツラ金もってないじゃーン、何言っても何の影響力ないもん、
とりあえずなんかあったら叩いとけ、馬鹿だからなんもいえんし」ってのが本音だろうな、かなしー、
確かに金はないもの、湯水のようにダーリンのお金を使えるような専業主婦なんかめったにいないし。
いてもそれをせずにはいられないほどキョーレツなストレスをダーリンから加えられてるとかね、
世の中、なんにもしないでふわふわ遊ばせてくれるほど甘くはないよ、稼ぐ人は稼ぐだけ使うし、チェックも厳しい。
やっぱり嫌な思いして稼ぐお金をそうそう妻に使わせませんって。まあ、絵に描いたようなヴェリイ奥様を
何人か知ってるけどほとんどその優雅な暮らしの出所は自分の実家からだったりする、
旦那さんの稼ぎは旦那さん御自身のの趣味(車だったりゴルフだったり、最悪「女」だったり)に
注ぎ込んでいらっしゃったりする。うちの場合、ダーリンは山ほど本を買います。特に仕事が忙しい時、
読む時間もないのに買って買って買いまくります。基本的にダーリンの稼いでくるお金ですし
生活費にまで影響はないので私も何も言いませんが、いや、ちょっと驚く量ではありますよ、
堅気の仕事してるんか、って言うくらい。
結局専業主婦叩きも弱いものいじめなんだよ、ホンマにそんな連中いるンかよ、みたいな妄想を創造しておいて
定着させる、その後にそれを叩きまくる、「専業主婦=パラサイトワイフ=人間のクズ」みたいな。
うーん、人を何人も殺すような犯罪者でさえ裁判とか弁護人とかがあるのに、こんな「容疑」が「不当」かもしれない
存在が「断罪」されるのも社会の不合理だと思うな、まあ叩かれたって痛くないフリはできるんだけどね。
家事労働を物凄く低く見る考え方が専業主婦を追い詰めてるとわかってる。「誰でもが出来る事だろう」
「女なら家事くらいできて当たり前だ」「もし人間扱いされたけりゃ、その上、外でも金稼いでみろ」みたいな。
じゃ、お前、仕事と家事やりながら子育てしてみせろや、熱があって愚図る子を迷惑そうな保育所
無理矢理預けて仕事に行って、でもやっぱり「高熱になりました、すぐ迎えにきて下さい」って
出先から連絡受けて職場の皆に頭下げながらお迎えに行って、疲れて帰ってもまず子供のパンツ洗って、
食事作って、ってしてみろや、それでもらえる給料が疲れた時の外食やら保育園費用やらで全部消えてしまう、
なら仕事やめて、ゆっくり食事作ってきちんと掃除もして、子供の相手もしてって方が満足、
って考えても当たり前じゃないか。専業主婦叩きをそそのかす新聞記事を書く記者達のご家庭は
案外専業主婦が多いって聞く、確かに不規則な旦那さんの生活にできるだけあわせるためには
そうせざるをえないだろう。うちのダーリンは帰ってきた時私が「お帰り」といて欲しい人なのをわかって
結婚したんで家にいる事が婚姻契約の第一条件でもある。これはもう他人になんと言われようが
互いの合意に基づいているわけでそのような意識がよくありません、と言われても、構いません、
で結婚してるんでよけいなお世話である。そのかわり生活に必要な費用の負担は全てもちます、
がダーリン側の提示した「契約」内容でそれで「認可」となったのが私達の結婚だ。
いくらぐらいが生活に必要な費用かってのが難しいところではあるけれど。
あら、専業主婦叩きの理由について書くつもりがなんか結婚について、みたくなった、弱ったね。
専業主婦を蔑視して「セックス付きの家政婦」って呼び方があったけど、それなら高給もらっていいはずだわ、
って思った。アジア諸国に単身赴任する男性のお手付きメイドさんはぐっと賃金も待遇もいいって話だし、
外で買うセックスや家事労働は結構な値段ついてるんだからもうちょっと専業主婦にも配慮してもらってもいいのに、
なんて考える私は間違ってるんでしょう、でも理不尽ですよ、専業主婦叩きは、やっぱり。(これ、つづけるかも)