日常雑記。

クドカンの昼ドラをビデオにとって夜観ているダーリンに悩まされている。
毎晩「斎藤由貴が太った」と泣くんである、この世でもっともアホな男と結婚したのかと来し方を
しみじみ振り返る。「奥さんがこんなに太ってなくってよかった」って、アホンダラアッ!
斎藤由貴は若い時から「デブ」じゃあっ!
ところでこのドラマ、本田博太郎のナレーションで始まり、「我が輩は主婦である、好きな色は『ベージュ』」
には無茶無茶ウケた。「ベージュ」と言えば数年前うんざりするほど流行った色で猫も杓子も
若い娘さんもええ年のおばはンもみんな「ベージュ」にはまってたんである。
「ベージュを着たら痩せて見える」なんておいっ、こらッ、カラーコーディネーターはなんかいわんのか、
と無理目なキャッチコピーまであったくらいだ。(ベージュは膨張色のはず)
私個人はこんな難しい色を身につけて似合う自信などさらさらなかったので結局一枚もベージュ服は
買わず仕舞いだったが、クドカンはもうとっくに終わったブームにまだのってる「主婦」の好きな色として
「ベージュ」を出したとしたらなかなか怖い男である。
「ベージュ」と言えばたしかシャネルビルかどこかに「ベージュ」とか言う「ブノワ」系列のフレンチが出来て、
「ええ、今さら名前が『ベージュ?』」と思ったもんだが、やはりおフランス人は日本人を
馬鹿にしてんのかしらね、ここに行った人の話を何度か聞いたがデザートだけは美味しかったそうだ。
「なんかお上りさん相手って感じ」って自分もお上りさんなはずの人がいうんだから間違いないだろう。
私の都内にすむ身内はその手のとこには招待でもされない限り踏み入れないが、このあいだ何かの接待で
一すくい一万円のキャビアを食べて、後でその事を知ってゲロ吐きそうになったそうだ。
前もって言ってくれんと味なんかわかるわけがない、もっかいだして、食べんとわからんわ、って
こんな汚い事言うやつになんでそんな接待があったんだろう、謎だ。
昨日書いたきゅうりやらイワシやら、私のモノの値段感覚はほぼ近所のスーパー的なんだが、
知り合いにはいろんな人がいるのでいろんな価値基準がある、と思う。
どれがよくてどれが悪いとも一概には言えない。人それぞれであると私は思う。
でも何故かそれが許されなかったりするんだよな、この世の中は。
タリーズコーヒーがうまいとすすめられて最近買ってるけど私はスターバックスの方がいい。
もっと言えばあのお約束のハワイのコナコーヒーが好きなんだけどせっかく人からうまいとすすめられてるのに
こそっと元に戻すのは悪い気がしてすすめた人が来た時だけタリーズをいれたりする卑怯な私、、
酸化するから早めに使い切らないといかんのだけど。
今朝は早くから近所で溝掃除があった。外に出てくるだけで一切なんにもしない奴の横で
ダーリンがクソ真面目に汗水流して一生懸命やっていた。
ふと哀しくなって、家に帰ってから「あんなにしなくてもいいのに」というと
「誰がやってないかなんてぼく、気がつかなかったんだけど」だって。
ちいせえよな、私。お疲れ、ダーリン。