エビちゃんの「内田センセ的クライシス」(その1)

「エビチャン」人気が今熱い。といって、私が「エビチャン」を見始めたのはもう数年前になるので
やっとどこかが売り出しにかかったんだなと、思ってたんだけど「アンチフェミニスト」の内田センセが
エビチャンを取り上げてたので、ふと考えた。
内田センセはお勤めの女子大の学生が「フェミニズム」を知らないと失笑されておりますが、
私は「フェミニズム」すら知らない学生にセンセは一体御自分が何を教えられると考えるのだろうかと
センセの無邪気さに涙をおさえる事が出来ません。いくらセンセが「私の学生はスマート」なんて
表現してみせたところで、センセ、ケツに火がついてますぜ。
センセは「フェミニズムは数年前に役目を終えられた」とおっしゃってますが、とんでもない、
ちっとも役目を果たしてないから唯物的な「女子大生」が「エビチャン」に向かうのです、
女の子が何故「フェミニズム」じゃなく「エビチャン」を必要とするか、それは「エビチャン」の方が
自分の役に立つってよく知ってるからなんです。エビチャン人気をセンセは学生(?)から教えられた事として
「不況時は強い女が好まれるが好景気になってきたからお飾り的女がウケるようになった」と
書かれておりますが、本当にそうでしょうか?男がつれまわすお飾り女なら「ゴーゴー夕張り」の
栗山千秋ちゃんの方がよほど「ゴージャス美女」だし「若い」。なに?不況下に鎖刀振り回してたから
ダメですって?いやいやそうじゃありません、大体「エビチャン」は決して「男好み」の女性ではありませんよ、
今、「エビチャン」が男にも「ウケ」てるのはあくまでも適齢期の女性が「御注目」だからなんです。
適度なお年頃の女性にもてようなんて考える男性が「オレ、栗山千秋好きなんだ」なんていって御覧なさい、
エルボースマッシュされて、ミュールで大事なとこを踏まれかねません、「エビチャン、っていい感じだよね」
っていった方が「あ、わかってるう!」ってよほど楽しげな時間がおくれる事でしょう。
まあ、「エビチャン」のお年をお考えください、彼女はもう「26才」です。これって結構
「ビミョ−」なお年頃ですよ、女子大を御卒業して社会人になってちょっと遊んでるあいだに気がつけば
25才なんてすぐに過ぎます。「若くて可愛い女の子」なんて毎年入ってくるもんだし、いつまでも
それでやってけないって事くらい賢い女の子は知ってます。でもだからといって結婚に飛び込める女性は
ごく少数でしょう、このあたりはえらくえげつなく小倉千加子先生が「結婚の条件」であれこれ書いてるんで
割愛させて頂きますがとにかく、これからどうしよう、的社会人女性を元気づけてくれる存在が
「エビチャン」なんです。今、不安定なお年頃の社会人女性にとって「エビチャン」とは学生時代に読んでた
雑誌のモデルさんです、本来女子大生御用達雑誌の「キャンキャン」で、大学はおろか、大学院も
とっくに御卒業レベルのお年の「エビチャン」がまだまだ現役「モデル」として活躍してます。
「じゃああたしだって、まだ大丈夫」と思わせてくれます。とても綺麗な「目くらまし」です。
こういう人って今までにもいましたね、ちょっと前には「藤原紀香」、モデル出身組では「山口智子
古くは「賀来千加子」「君島(吉川)十和子」、「松嶋奈々子」もいます。今、藤原紀香はぱっとしませんが
これは何故か、他の面子と違って多分まだ「結婚」してないって事があると私は睨んでいます。
「キャリア」の後に「結婚」「出産」ってやはり古いタイプの女の「完成形」(勝ち組?)が
「理想」として求められてしまうのですね、ううっ、女ってシビア、、(長くなったんで明日に続く)