「ジェンダーフリー」の検索記録が多かったので。

今日は地元の人間が行かない秘境に行ってきた。いやあ、ホンマ秘境、勘違いしてるのか、
どッかが大キャンペーンをうったのか来てる車はほとんどが県外ナンバー、いやはや−、
地元民が行かんはずだわ、遠すぎる!でも結構面白かった。
それはともかく、ネット上で「ジェンダーフリー」は熱い話題らしくうちのへき地ブログに
たくさんお客さんがいらっしゃる、正直、私は子供の学校にいる「ジェンフリオタク」と陰口叩かれる
イタイ保護者のせいで「ジェンダーフリー」は斜めに見てきた。(その保護者は以前も何度か書いたが
気に入らないとすぐ子供を学校にこさせなくなる。しょっちゅう「こんな学校」みたいに言う)
でも「ジェンダーフリー」をネット上で叩く連中があまりに馬鹿なのでかえって「ジェンダーフリー」って
本当はもっとちゃんとした考え方なんじゃないかと思い直し、図書館に行って色々調べてみた。
そして結論、「『ジェンダーフリー』ってちゃんとした考えじゃないか!」。
フェミニズムに始まって亜流だけが末端にはおりてきて、うちの学校の「トンデモママ」なんかは
ジェンダーフリー」を本気でやりたいってわけじゃなく「ジェンダーフリーをやってる素敵な私、、」を
「こんな学校」に施してやりたいわけで、でもPTAだって馬鹿ばかりじゃない、ちゃんと役に立つ考えたと認めて
採用して今に至る、はじめ男女混合名簿には戸惑ったが子供は素直に受け入れて大人が思う以上に
自然に思ってる、また中学の家庭科技術を男女共に習うのは皆楽しげだ、「○○君は縫い物上手!」とか
「ミシンすごく綺麗にかける」とか「誰々ちゃんはイトノコ扱うの上手いんだよ−」とか聞いてて微笑ましい。
男の子で上手に料理ができる事に抵抗のない娘をみていると思わず「お前もちゃんとせんかー!」と言いたくなるが
「男だから」「女だから」とか、もう私でさえ古すぎると思うもんね、
ジェンダーフリー」の何が悪いの?って現場にいる子供を持ってる私の方が聞きたい。
仕事をしたい、仕事のできる女性が、「専業主夫」を堂々と持てる世の中こそが少子化を防ぐんじゃないの?
今のフェミニズムが必ずしも「専業主婦」を否定しないように今の「少子化」を「ジェンダーフリー」が
作り出したなんて到底思えない、そんな、「コミュニケーション能力」が「ナントカの剣(?)」みたいな
万能選手みたいに思われてるように「ジェンダーフリー」が「諸悪の根源!」なんてハナで笑っちゃうね、
「ありえなーい」ってやつ?そういう事言ってるらしい「世界日報」だっけ?
上野千鶴子さんの親切な本すら理解できない無知蒙昧な連中が何を言おうが普通の人間はまともに相手しないと
思うね、まあ確かにに世の中トンデモが増えている、
世の中が悪くなったってのは石原慎太郎都知事になれるっていうベースがあるからじゃないのかな、
私は民主党の小沢だって妙だと思う。上野さんの著作が地方でも書架から追い出されてるってのはおかしな事だ。
ただ明るい面を見ればそれだけ上野さんの考え方が正しいという事、
敵側の「恐怖」ほどの手放しの賞賛はないのだから。
「成城トラカレ」さん対「世界日報」ってのは私の出身高校(元旧制中学、一応名のある進学校)の
進学科の先生が言ってた事を思い出した。「皆さん、地名が大きくなればなるほど大学は馬鹿になります、
「東京」からはじまって、「日本」「東洋」「亜細亜」「世界」、、、この事を皆さんは忘れないで下さい」
ぬぬ、先生のお言葉をこのような事で思い出すとはさすが先生泣かせの生徒だった私だけはある。
私は「世界」なんて話「だけ」でかい方の言う事よりは「成城」の方をとるな、場所的にもいい感じだし。
新緑のオゾンに浸かった今日は御機嫌です。