くすくす。

齢36にして重病を患った永田議員がちょっと気の毒。
日本の内政は深刻な局面を迎えているというのに右翼達は海外を目指す。
なんで右翼達は中国韓国がそんなに嫌いなんだろうなあ、私は嫌いなものは徹底的に無視するんだけどな。
だからネット右翼も嫌いじゃありません、むしろ積極的に好きですね、
こんな面白い無料のおもちゃはありません。子供時代を思い出すんだな、意味なく石をひっくり返して
わらわら逃げてく虫をしみじみ眺めた、ああいう、ちょっとひやっとして楽しい感じ、
いいよね、ネット右翼いじり。いくらでもわいて出てくるし。
どうも今ネットでは「南京大虐殺はなかった」ブームらしい。
私がかねてから不思議に思うのは「たかじんのそこまでいって委員会」が充分信用に値する
ニュースソースだとネット右翼達がみなしていること。
あれはよくできた「ショー」だと思ってたんだけどなあ。
しかもなンちゃって右翼の三宅のおっさんなんかを信奉するって右翼ってのは
いつからお笑い系になったんだろう、確かにある種のネット右翼はまるで落語のようにいろんな人格を
ブログで演じわけているのが見受けられる。
落語好きだし、だから私は定期的にネット右翼のブログを周遊しちゃうのかな?
まあ、「死人に口無し」ですしね、「南京大虐殺」が徹底的に行われたなら
証拠なんてほとんど残らんわな、そうかあ、日本軍ってそんなになーんにもしない軍隊だったんだ−、
すっごーい、ってかーんじ、何しにいってたんだろうねえ、大陸へ。
ああ「正義の味方」としていってたんだね、よかったねー。
南京大虐殺はなかった」という証拠もないっていうのが結論じゃないかなあ、
私は海外で日本に原爆を落とされたのを知らない人たちにたくさんあったことがありますがね、
そういう人にいちいち広島や長崎の事を説明することはありませんでしたね、無駄なことはしません、
知らないで幸せなら何もいうことないじゃないですか、一生日本に来るような人じゃなかったしね。
今はネット右翼が必死になれるネタってのが不足してるんだなあ、で、定期的にこのネタで盛り上がる、
「あったとも、なかったとも、」と私なんぞは皇室ばりのスタンスで終わらせたいものですが。
私が英国にいた頃、グリーンピース捕鯨反対活動が盛んでまた天安門事件の記憶がヨーロッパでは
鮮明で、何故か「レイプオブナンキン」というのが結構大きく取り上げられてた時期だった。
同じクラスのレイシストやら第2時世界大戦に従軍したステイ先のマダムの父親やら、
あれこれ私も個人的に大変な思いをした。このよほど安全な日本国内でしかも匿名のネットの闇の中で、
好き放題に無知蒙昧を晒す、いやこんな馬鹿馬鹿しい「ショー」って他にないわ、
いくらでも笑わせてもらえる、Mー1グランプリなんてメじゃないね。
なんでもっと内政に目が向かんかねえ、靖国やら下らない歴史問題やらはっきり言って日常生活には
何のかかわりのないことで盛り上がらないでさあ、もちろん、皇室典範改正もだめよ、
下々のものの知ったこっちゃないんだから。公務員の数を減らすとか、
低所得者向けの住宅がなくなるとか、介護保険や年金やらいくらでも攻撃の対象があるのに
どうしてそっち方面からは逃げてるんだろうなあ、目の前の「敵」は怖くって見てられない、か。
くすくす、やっぱ、なんか可愛い。