東野圭吾、「容疑者Xの献身」を読んだ。

ネット右翼がけなげにも西村慎吾議員を「私、待−つーわ−」と歌い上げるほどホリエモン
愛してはいないのだけどここ二〜三日のしたリ顔のコメンテイターの下品さにはほとほと参った。
でも案外世間の人はホリエモンに同情的なのがいい感じ。なかなかのエンターテイナーだったしね、
今日の朝日新聞でもホリエモンをそれほど悪く書いてなかったのでまあ、まあ。
ところで東野圭吾容疑者Xの献身」を読む。新刊本は必ず買ってすぐ読み即売る、という友達に
一日借りて三時間ほどで読んだ。今回、実は初めて東野圭吾を読んでみてうーん、面白いけど私好み
じゃないって言うのが感想。ていうか、今TV化されてる「白夜行」にしても
今回の「容疑者X」にしてもなんかちょっと前に話題になったもんとかぶってないか?
白夜行」のストーリーをきいて思い出したのが「永遠の仔」だし
「容疑者X」も「博士の愛した数式」を思い出さないでもない。ちょっと「半落ち」も入ってるかな−、
みたいな。トリックは三分の一くらいでわかってしまいます、
まあ多分、私が結構ミステリ読みだからだろうけどやっぱ宮部みゆきさん並みのハラハラドキドキが
好きですな、或いは桐野夏生のえぐさ、とか。東野圭吾は軽いんだな、って言うのが印象でした。
他を別に読もうという気にはならなかった。人、それぞれではありますが。
最近は、スローフードロハスデトックス、になんチャってではまってるので読書をしてない。
「のだめ」の新刊を読んで、「サイバラ茸」買ってもらったくらい。
このあいだ「フリースタイル」とかいう本をちらっと読んでいしかわじゅん
また結婚してるらしいのに驚いた。何回目だっけ、結婚、
あのさー、結婚に向かない人間っているよ、一回すればわかるでしょ、あんた向いてない、
絶対また別れる、と本に向かってぶつぶつ言ってしまった。対談相手の南信長さんは
確か西原さんの「新保さん」じゃないかと思うが、この人なんか一回も結婚してないんじゃなかったっけ、
向いてないのに何回もする人が入れば、向いてるかどうかさえわからん人もいる。結婚って難しいよなあ。
なんて本の内容に関係のない事を考える読者の私、これを「おばちゃん化」と言う。
五十嵐大介はよかったけどね、「リトルフォレスト」は去年読んで「失踪日記」とならぶ
ベストオブベストでした。
いいかげん「命を繋ぐスープ」なんて本を読まずにもう少し文化方面に帰るとするか。
ホリエモン、頑張れ!そのジェットコースターのような人生を書いて次はベストセラー作家に!
また、友達に借りて読んであげるからね。