ニュース、あれこれ。

思えば宮崎事件の前後にはいろんな事があったなあ、プリンスアヤヤの婚約もあのへんだったし、
これはさすがにデイリーミラーではなくタイムズかガーディアンにのってたんだけど
当時まだ元気だった婆ちゃんがわざわざ国際電話をかけて教えてくれたネタは
中森明菜の自殺未遂」だった。「マッチがな、救急車呼んだんやて、」って、
明治生まれのばあちゃん、そういう人だったから今の私があるわけやね。
私が英国に行ってた頃はまだ天安門事件の記憶が生々しく、ステイ先のホストが迎えてくれて
第一声が「天安門事件は大変だったわね、お友達が沢山犠牲になったのではないの?」だった。
日本が中国の一部としか認識のないウエールズ出身、英国人(?)、
私がリアルに中国を感じたはじめでもあった。
それはさておき、昨日の小島社長はどうした事かちっとも喋らない、いよいよもってあれこれ怪しい。
ホリエモンを新聞は一斉に叩いてるし、まあ、叩ける時に叩くのも御利益があっていいのかもね、
それよりあの武部君ったら「私の息子です!弟です!!」だってよ、薄気味悪っ!ホモっぽい。
まあホリエモンを候補にあげるような小泉政権が選挙で大勝をおさめる国だもの、
「国民は皆馬鹿だ」ってホリエモンに5回言われても仕方がないな、西村慎吾議員も
拉致被害者の会」の事さえ阿呆の一つ覚えみたいに言ってれば議員をやめずに済むと
思ってるらしいし、またそれで許される国民性らしいし、安倍官房長官だって何かあれば
北朝鮮を叩いとけば済むんだから被害者の会「様々」だね。それとこれは別、って事が言えない国民、
別にホリエモンに馬鹿にされたって痛くも痒くもないんで、認めとくか、「馬鹿」だって。
この先、ホリエモンがどうなるか、大変わかりやすい人物だっただけに消えてしまわれるのは惜しい。
どこまでも議席にしがみつこうとしている西村慎吾ちゃん並みにはがんばってほしいもんだ。
天安門事件で思い出したんだが、不思議だねえ、あのバブル真っ盛りの頃、
天安門事件に反応した日本人ってそう多くはなかった。景気がいい時期は隣の国で同世代の学生が
どうなろうと全く無関心で全体的に「下流社会」となりつつある今、何でもない事ですぐ隣の国の事を
匿名の「ブログ」で罵り倒す、結局ネットがしてきた事ってたったそれだけの事じゃないか、
つまるところ私がやってるのと同じ、「鬱憤ばらし」、それを「政治系ブログ」のどうのと
かっこつけるさもしさが哀しい。六本木みたいに元は薄汚い町を「ヒルズ」なんて呼んで持ち上げる
浅はかさ、それが今の日本という国の実体。
私は海外で台湾だけではなく本土の中国人達にも少なからず恩を受けた身であるので
中国の今を憂いつつ、また私の知ってる中国人が全て優秀だったとは言えないながらも、
少なくとも泥試合的なののしりをする品位のなさを「大和魂」なんていってる連中を決して認めない。
見ず知らずの土地で困っている時、縁もゆかりもない「アジアの同胞」に声をかけるのは
いつも大陸の人間だった事をここに書いておく。日本人は相手が日本人とわからない限り
決して目もあわそうとはしない。わかっても身元がはっきりするまで助けるなんて思わない人が
ほとんどだった。政治系ブログで留学経験がある人っているのかなあ、
まだ、そういう人にあった事がないので残念に思う。