結構真面目にいちゃもん。

なんかあった時はとりあえずホリエモンをたたいとけと言うのが最近の日本の常識と
なりつつあるようで、何故か髪の毛が増えて白髪もなくなった、証人喚問でTV映りは
ばっちりだぜのヒュ−ザーの小島社長が霞みそうで気の毒。
ホリエモンに追い込みかけさせたのは亀井君かしら、あ、彼は元警察官僚だったか、
誰の意地悪なんだろう、今さら風説の流布のどうのと、さんざんやらせやってるTVが
言うなよな、ホリエモン、マーサスチュワートを見習うんだよ、と一応頑張れのアドバイス
去年末に気の毒な事になった節約家、山崎えり子並みには評価してるし。
今頃山崎さんはどうしてらっしゃるんだろう、と考えつつ経歴詐称ってことについて、昨日の続き。
昨日は「ネコじる」と名付けたブロガ−の名前を「ブスネコ」にするか「プシキャット」にするか
迷ってたんだけどよく考えてみれば自分のことを「メ●ネコ」だなどと、誰に何媚び売ってんだ?
の名前で自分を呼んでる訳だから「ブスネコ」で充分か、と決定。
普通、そこそこの教養をもつ女性が自分を「●スネコ」だなどと品位があればしないもんなんだがな。
ま、オンナを表す言葉じゃなく「mess」つまり、「かたずけられないオンナ」って言う意味の
言葉なのかもしれないがそうなるとよけいにこんなのが専業主婦やってるなんて
わたしとしては許しがたい、専業主婦の基本はおかたずけですしね。
なんにしても自分のジェンダーを卑下してる癖に「進学校の体育会系テニス部出身」なんて
さり気なく自分をアピールする、物凄く分裂してる人間の書く事にあんまり信憑性はないな、
と思いつつ、なんだかこれって男が作って書いてるブログじゃないのかっていう気がしてしまう。
一応あちこち見せてもらったが現実感のない日記なんだもの、まあ恋愛から、結婚、新婚生活、
について書いてるらしいんだがどうにも作り物臭さが鼻につく。
政治的立場として明らかにこの人は右翼系で自分の実生活にはなんら影響のなさそうな
中国の問題についていかにもの意見を書き連ねている。そこには何のオリジナリティーもなく、
ちょっとそっち系の本読んでみました、の男子馬鹿学生がブログに「賢いぼくちゃんをみて!」
の文と全く変わりがない。売りは「新婚」の「新妻」の「オンナ」が「書いている」という「設定」。
進学校出身」の「体育会系テニス部」の「既婚者」で「専業主婦」の「妊娠した」女性、
これがイメージするものってなんだろう?「いかにも」の「健全」さ、だろう。
「こーんなに罪のない、真面目な私がこんな事、思いまあす!」ってただその設定だけで
「正しさ」を意図しようとする「あざとさ」、
進学校」出身の女子のわりにアタマが悪そうだ。(もし、本当ならね。)
ネットの住人達はそれぞれ自分なりの設定で遊んでる事に私も文句は言えないが
こと政治に関する限り少なくとも人に読んでほしくてブログランキングに登録する人間が
すこしでも「なんちゃって」の匂いがしていいものかどうか、私は大変疑問に思う。
「オンナが書く」ってことだけで珍しいから読む人は多いだろう、素直な読者なら
「こういう女性はこんな意見なのか」と思う人がいるかもしれない。
しかしそんな事より何よりも私がずるいと思うのはこれを発信する誰かがこの下らないブログを
「ごく普通の女性の意見」としてわざとらしく提示するんじゃないかの危機感、
まるでライブドアーが自分で自分の値段を釣り上げたような手段で
社会を動かそうとするかもしれない、そんな不快感をこの「ネコじる」からは感じている。
ま、もし本当に妊婦さんなら胎教のためにもよくないから政治なんてもんに
いちゃもんつけるヒマがあったらアロマテラピーでもやってみたらって二人の子供をもつ経産婦は
アドバイスするね、「進学校出身」の高学歴のブスねこさん、妊娠してるんなら
読むのは新聞じゃなくクボジュンおすすめ「ベビーアインシュタイン」、
美智子妃殿下おすすめ、羽仁もと子のはずだよ。本当に女性ならわかるよね。
ちょっとだらだら長く書いてるといつのまにか宮崎さんちのツトム君の死刑が確定している。
この事件が解決した頃、私は日本にいなかったので詳しい事をあまり知らない、
なんと知ったのはデイリーミラーでの記事だった、そういう意味で物凄く印象的だった。
そのテの新聞読む連中が日本をどうイメージしたか、語るべき言葉もない。
被害者達は生きてればブスねこちゃんと変わらない年だったかもねえ、
それを思ってとりあえず静かに合掌。