思いつくままに、ふと。

実家のひいじいちゃんの語り種になってる大ぼらに「わしはバルチック艦隊を最初に観た日本人や」というのがあり、
大阪船場の船問屋の社長(?)兼船長だったひいじいちゃんは晩年船を三隻も沈め無一文になってしまい
深酒ですっかり壊れてしまってたので誰も相手にせず、ただ「こんなほら吹きやった」の逸話だけ残してたんだが
先日どっかで拾い読みしたのに、日本海軍はせっこう、というのか、戦争をするのに先に民間の船を行かせていた、
日露戦争の時も大阪の船場の船を使ったとそれも本当か嘘か書いてあったのでアラ100年近く嘘として
認識されていたことがひょっとして真実かもと驚いた。それがほんまの話やったらゴメンねー、ひいじいちゃん、
酒を飲むと人間は誰でも簡単に壊れます、嘘つきになります、のいい見本として語り継いできたの
エライ誤解やったわあ、けどそれいうてたん、ばあちゃんやからしゃあないねん、ばあちゃん、
さんざんひいじいちゃんい苦労させられたから、かんにしたってやー、って一応黄泉の国に向けて謝っとく。
もちろんひいじいちゃんに私は面識なくばあちゃんもとっくの昔にあの世にいってるので
真実はあっち側にはあるだろう。ばあちゃんは
「なんでそんなんみたん?ってきいたら海軍に頼まれたからや、っていうてたけどなんでほんなこと頼まれるかいな」
と至極尤もなことをいってたが、うーん。「昔の人はよく嘘をつく」と私が歴史を調べる時いつも思う。
ひいじいちゃんのようなほら吹きが山ほどいたらそれは真実になるのかもしれんしなあ、
でも国が今も昔も変わらず結局一番危ないとこは民間にやらせるってのは常に真実だ、全世界的に。
郵政民営化はいいのか悪いのかわからないし別に配達に困る地域にすんでるわけでもないので
どうにもポッカーンって感じ。クロネコヤマトの宅急便の配達さん達は皆とても感じのいい人が多くて好きなので
クロネコさんが困るンやったら反対した方がええんかなあ、うちに来る郵便さんなんか感じ悪いしなあ、
あと阪神タイガースの上場、これもええんか悪いんかようわからん。と、いうかどうでもええねん。
それより「早川義夫」って人がこの度「ミュージシャン」ということを知ってびっくり、
いやまえから書いてあったけど私にとって「あーちすと」ってことばと同じくらいピンとこない言葉なのよ、
ずっと文筆業の方だと思ってた。町田康夫とか大槻ケンヂの事も元歌うたいだったことも知らんかったしなあ、
あ、辻なんとか、中山ミポリンの旦那、が「みゅーじっしゃん」ッてことは知ってたけど、
(というか文筆家なんて思った事ないし)
早川さんはちゃんとした人だったという気がする、しらンかったけど。検索で三人もきてたので一応上げ。
明日、お集り。だる。