ただいま。

旅行中に東京都がまたあの「歴史を作る会」(だったッけ?)の本を採用する学校を増やしたと聞く。
都知事は扶桑社から金貰ってンじゃねえ?「美しい日本の美しい家族」を標榜するやつがあんなくだらない雑誌
山ほど出してる出版社を教科書メーカーとして認定するなんて。帝国書院とか老舗はああいう新規参入どう思ってンの、
教科書作るにしては下品な会社じゃないかと思うがね。
もっともただでさえ少ない公立の授業時間数で歴史認識がどうしたこうしたときゃんきゃん言ってる近代日本のあたりまで
すすめるかどうか怪しいもんだ、大体今時の高校生まともに勉強なんかするわけない。
受験が終わると同時に内容なんて忘れるのが若者の正しいあり方で、どれほど右翼のおっさん連中が自分の
ソーローなオナニープレイ見てくれ見てくれってパフォーマンスしても無駄だと思うね。面白くないし。
私としてはアジアでの日本がどうのこうのって内容より最初の方に出てくる「日本武尊」やらなんやら神話の世界を
大真面目に「歴史」として教えようなんてとこが「トンデモ」「とほほ」だ。立ち読みなんでうろ覚えだけど、
これをベースにした副読本や、問題集って売ってんのかね、Z会は認定してる?これで勉強して東大京大に入学できるん?
うちみたいに東大京大有名私大の医学部以外は大学に非ず、なんて考えの一族だと歴史認識なんぞよりそっちの方が問題だ。
洛星、向陽、灘、ラサール、櫻陰、双葉、女学館、このへんが扶桑社の教科書使いはじめたッてんなら話は別だろうけど。
アラ、身内の家族構成わかっちゃうな、危ない危ない。私なぞは世界史を選択した世代なんで維新前後からは
日本史、かなり適当。日清日露で神風ふいてイケイケどんどんだったのが真珠湾攻撃辺りから馬鹿台頭、
核の実験地に選ばれて朝鮮戦争のおかげでなんとか立ち直り、くらいの認識、
でも有り難い事にその程度でも「勝ち組女」になれてるらしい。財務省には嫌われちゃったけどね。
歴史研究なんて同好会的なモンで何が絶対正しくて何が絶対間違ってるなんて事はない。
どの戦争ですら始まったのがいつで終わったのがいつとはっきりきめられないのが事実だ。
せいぜい多数決でこの辺りって決めてそれを取りあえずスタンダードにして受験のテクニックの一つである
記憶力を証明して見せる手段でしかない。
身内の東大理Ł卒業現在某国の研究所員、大学にうかったとたんに必要じゃない事はみんな忘れる事にしたそうだ。
新しい覚えないといけない事がどんどん出てくるのにいつまでもそんなつまらない事に関わってられないそう、
彼は結婚も子作りも異常に早くて人生驀進中。皆が彼の爪の垢をほしがっている(という)。
それはともかくとしても結局あの教科書って親に学歴買ってもらうより他潰しのきかない2世3世議員や
死にかけてボケボケの爺いがどうしても「俺様はえらい」って認めて欲しいちょっと小金つかんだ程度の馬鹿かき集めて
やってるにすぎないからあんまり相手にしないでいいと思うなあ。馬鹿は見られれば見られるほど喜ぶんだよ。
だから声も大きいしね。
旅行からかえって第一声がコレ。旅行、つまんなかったの、うん、八つ当たり。
私、だるいと不機嫌になるの。秋からはもう少し体を鍛えよう。