ようおこし、「風早彦」君。

残念だなあ、扶桑社の「書籍」なんかで君と話さなきゃならないなんて。
評論社、瀬田貞二訳の「指輪物語」の初版本を汚しながら私は育ったんだよ。
トールキンの大学にもしばらくいた。ルイスとともに飲んだパブにも行ってきたよ、エールはまずかった。
私がイギリスをふらふらしてた頃ヨーロッパは捕鯨反対運動が真っ盛りでグリーンピースの電波かかった馬鹿学生に
日本人てだけで絡まれたもんだ。その頃から売られた喧嘩は買っちまう凶暴な私は、何恥じる事なく
「給食で鯨肉食った、旨かった」って面白がって言い放つ無法者ぶりである時クラスの連中に吊るし上げられたよ。
でもディスカッションの成績が飛び抜けて良くて「お前ホントは日本人じゃないだろう」なんて他国人から
「非国民」扱いされる私は捕鯨知識のレベルが相手より遥かに上だって知ってたんで勝ったよ。
その後経産婦となりより厚かましくなった私は今さらネット右翼程度じゃ物足りない、ただもうマイブームが
終わりかけのネタで話をしなきゃいけないのが辛いね。いっそ「ヴィトゲンシュタイン」とかにしない?
最近は「ウィトゲンシュタイン」らしいけど。まあ、扶桑社の「書籍」好きらしく私の能力を
アマテラスオオミカミ」なみの「超能力者」なんて、ありえないほど優れてるように「美化」してくれたから我慢するか、
もう飽きちゃってるんだけどね。さすがに電波系の能力の持ち合わせはないんで一応、例の「書籍」に目はざっと通してる。
ついでに他の老舗出版社のぶんも。君、当然帝国書院のものくらいは見てるんだろうね、それから附随する諸々のワーク類、
また市販の問題集も。あの例の「書籍」に対応するもん、どれくらい本屋にあった?調べてみたかい?
それから今年の旧帝国大学系の日本史の入試問題、あの「書籍」で対応出来そうだったかい?私の係累は右の左のと
それほどうるさくないが金と学歴にはかなりうるさいんだよ、だから、この先10年くらいたたないと君の大好きな「書籍」は
「教科書」として認知されないと思う。故に私はあの「書籍」を評価しない、と何度か書いてると思うが、
ちゃんと読んでくれなきゃ困るね、大体、あの「書籍」じゃ帝大系どころか
東京の私立「御三家」中学に受かるかどうか怪しいよ、
実用性がないものを買わなくて当然というのが私の価値観。他人にとやかくいわれる筋合いはない。
「風早彦君」、英語世界に神話「物語」がないのを惜しんでトールキンがあの作品を書いたのは知ってると思う。
君は神話好きなのかもしれないが私は違う。「うみさちひこ、やまさちひこ」まで「歴史」として教えかねない「書籍」を
「教科書」と認める事は出来ない。
さて、君が来てくれたおかげでひょっとしたらここも人気ブログにしてもらえるかもしれないから、嫌いだけど
2チャンネル的使いまわし用語で「キターーーー!」とでも書かなきゃいけないかな、
実はコメント欄を可愛く2チャンネル絵で飾ってもらうのにちょっと憧れてたし。でもあんまり調子のよくないi-bookだと
きれいに見れないかもしれない。それは「スマソ」とでも言っておくか。