ちょっと、少女漫画、考。

私が時々遊びに行くブログの人が「風光る」を嫌ってるので今回立ち読み。
ふー、立ち読みではそれほどよくわからんかったなあ、私の慶喜君を悪く書くのかどうか。
この「風光る」、主人公のうちゃうちゃした心情を読みとばせばまあまあと思う。
いつでも「もうわかったから」とうんざりするほど「こんなに無垢でこんなに可愛い、わ、た、し!」
をくり返すので物語が進まん。
かれこれ8年ぐらい連載を続けてるわけだから実際の新選組ならとっくに終わってる、新選組は6年足らずの組織だからねえ。
今まだようやく慶応2年頃。沖田総司が死ぬまであと2年ぐらい、まだ4年は連載続くのかしら。とほほ。
色々よく調べているので面白いとこもあるし、もう主人公達のラブラブはすっ飛ばして歴史を早くすすめてくれ。
これがやはりウケてんのかなあ、私は現役女子小学、中学、高校生時代から恋愛ものって殆ど読んだ事がなかったんだが。
恋愛ってそれほど大切なものとは私には思われないんだがなあ。なんでそうも簡単に発情してしまうの?どんな根拠があって?
そういや、今話題の「はちみつとクローバー」、ダーリンが買ってあったのを5巻まで読む。
でも6巻でだれて7巻まで行き着かん。
時間が経過していく間は面白くて読めるんだけど、5巻あたりから急にとまってしまう。
また女の子が片思いのままずるずるやってるのがゲロゲロする。もうなんて言うんですか?
「片思いのけなげな私をみて!みて!こんなに一生懸命な私をそのまんま受け入いれて、愛して!」って気持ち悪いんだよ、
いいかげんにしろっっ!!と鬼畜の意見。ダメなもんはダメなんです。以上。で、終わらせる私。
どうしても男の子より女の子の知り合いが多いんで山のように片思いを見てきて思った事、
「片思いって自分が好きってことじゃン」。
相手なんてないんだよ、誰かを思ってる自分が好きで好きでしょうがないんだよ、相手なんてどうでもいいんだよ、
私は無駄な片思いってナルシシズムの極地と思う。だからどうも少女漫画って苦手だ。
大抵が「片思いなけなげな私、、」モノだからなあ。
でも世の中の人はやはり片思いが好きなのかね、それなら例えばヨン様に入れ揚げるとか2次元美少女モノに
入れ揚げることもよく理解できる。平和な玩具だ。
恋愛に鬼畜と言われる人たちを何人か知ってたけど、そういう人とは恋愛をのぞいてつきあえば案外いい人達だった事を思い出す。
私も鬼畜な女と言われていましたな、その気には絶対ならないから私を見るのはやめてくれ、
とはっきり言って随分ブーイングされた。
無駄だって教えたつもりだったのにな。少女漫画も半分くらい恋愛を減らせば面白いかもしれんのだがなあ。