どうでもいいことかもしれないが。

アエラ」はいつ廃刊になってくれるんだろう。その日を心待ちにしてしまうわぁ、、
ついうっかり、アエラの今号の見出しを読んでしまって、何故「読んではいけない」を忘れてしまうのか、おのれにパンチ。
「鬼妊婦が増殖中「優遇されて当然でしょ」」ですって、
はぁー?ついこの間「深刻な少子化」なんて特集してなかったっけ。
子どもの数が全体的に減っているってことは、必然的に妊婦の数も減っているはずで、「増殖中」って、どういうこっちゃねん?
そんなに昔の妊婦の態度がよかったとは思いませんけど?と、20年近く前に妊婦やってた私が言いますよ、
その当時でさえ、妊婦はそんなに多い存在ではなかったけど、今はもっと減ってるわ、出かけても見かけることがこんなイナカでも少ないくらい。
それが「増殖中」ですって、「妊婦をみかけたら「鬼」とおもえ!」か、
この産みにくい、育てにくい時代にそれでも子供を産もうとしているけなげな人をつかまえてねえ、やれやれ「アエラ」様も「朝日新聞」社様もご立派だこと。
見出しだけでもうおなかいっぱいなので絶対読まないけど、見出しだけでこれだけむかつかせるアエラ、恐るべし。
妊婦は「優遇」されて、当然だと思いますけどねえ、、というか、私がたまに見かける「妊婦」さんはたいてい仕事をしていて
こんなにおなかが大きくても仕事をしているんだな、すみません、専業主婦で、と謝りたくなる。
最近、私が妊婦さんを町であまり見かけないのは、昔と違って、専業主婦が少なくなったせいなんだろうな。
妊娠適齢期にある女性のほとんどが仕事に就いている、と言うか、仕事に就いているからこそ、子供が産める。
先日、「会社は育児のためにあるんじゃない!」なんて、何を寝言を言ってるんだか、の記事を読ませてもらったが
あの記事を書いている人はただひたすらに「自己実現!」のため「だけ」に仕事をしているんだろうか?
「子どもの教育費のためにも」とか思うことはかけらほどにもないんだろうか?
「誰かのために働く」というのは働くモチベーションとして大きなものがあるんじゃないか、
「仕事」をするのは自分と自分の大切な家族を支えるために決まってるじゃないの、
そういうことさえわかっていない人間が「育児するヤツ、むかつく!」と言われても、「一回死ね!」としか思わないなあ。
なんにせよ、もっと妊婦さんや、子どものいる世代を大事にしても罰は当たらないと思うんで、「アエラ」がいつか廃刊となることを強く希望しておこう。
結局「アエラ」は「子どもなんて目障り!」と思っている人たちが読む雑誌なんだろうな、そしてそういう人間たちが作っている雑誌なのかも。
「妊婦も子どもも目障りなんで、遠慮しながら産んで育てろ」って本音が透けて見えて、情けない。
この世で一番大切なものって何かがわかっていない人間が大声でわめくことが出来る。本当に、情けない。