「ノスタルジア」徹底抗戦宣言!

何が嫌いって、自分の妄想、人に押し付ける輩ほど嫌いなものはない。いわゆる「ノスタルジー」ってやつ。
年とって、あとあるのは自分の「死」だけって奴らが最後っ屁みたいに残していくもの。
悪いけど30代なんで五十過ぎの、男も女も更年期状態の繰り言をさも正しい事みたいにいわれんのほんま腹立つ。
「昭和の戦後はよかった」とか、「バブルの前がよかった」みたいな。
おい、ドラエモンでも呼んだらどうだ?タイムマシーンを作れ!
なんか後ろ向きでどないセ−っちゅうんじゃ、という事ばっかりいわれて嬉しいはずがない。
何が気に入らねー、お前らがやってきた事の結果が今じゃないか、それを拒否していったい他に何がある?
「いやあ、失敗、失敗」と笑って「ごめんねー、あとは任せた」とお気楽にふるまってくれるなら
まだ可愛げがあるものを、今現在四苦八苦してる世代をさらに攻め付けるような、この頃の流れって、どうよ。
司馬遼太郎を持ち上げてみたり、軍国主義を肯定してみたり。日本の子供が減るのはいい事だよな、
こんなわけのわからん世代の作った子供達のその又子供なんていいの出来そうにないよ。
作った子供がまた戦争に狩り出されそうな、またそういう教育をうけそうな国に
なんで子供なんか作らなならんのだ、と、二人の子持ちは呟く。
そりゃア、治安は悪くて、泥棒だか警察官だかわかんない世の中だよ、
うっかり子供の写真で年賀状も送れない世の中だよ、なんじゃあ、ありゃ。
39の男が10歳の女の子に交際を迫るって、もう何もいう事はない、、、
ああ、これもひどい妄想がおこす事件だよなあ、10歳の女の子なら純真無垢で、
ただただ受け入れてくれるだろう、みたいな。
10歳の女の子はそれほど甘くないよ、可愛いだけの存在ならこの世はもっと美しかろう。
幼女暴行犯のいう事って大抵「相手もうれしがってた」らしいね。いかにもありそうな事だ、
もう妄想の世界だけのどっぷり浸ってる感じ、
それって、きっと羊水に浸された胎児のイメージなんだろうなあ、ええ年して。
うんと子供時代にそういうわけのわからん男に追い掛けまわされた記憶があるが実に実に不快だった。
「君はそういう子じゃない、こういう子なんだ」「本当の自分を認めてごらん」猫なで声でいわれても
嫌なもんは嫌、見た目は人形でも中身は悪魔、これが子供でしょう。子供時代からそう思ってたよ。
ああ、だから今、妄想系「昔はよかった」語りのジジババ連が嫌いなんだな。
「本当の自分さがし」「あるべき姿の世界さがし」それやって、なんかプラスになるのか。こんなもんだよ、
これを受け入れなきゃダメなんだよ、ここからなんとかやってかなきゃいけない世代に無責任いうんじゃない!
司馬遼太郎」の世界を愛する世代って、多分それがおお受けした時代が懐かしくってしょうがないんだろうと思う。
でも生憎今の私にはわからんね。それでいいと思ってるよ。
これからもっと年をとっても離れがたいライナスの毛布みたいな「世代の妄想」をいわないように気をつけよう。
昔はよかったはほんま嫌い。