今朝の朝日新聞、司馬遼太郎特集なんか組やがって腹立つ。
よほど街道を行くだのなんだのの売り上げが悪いな、今どき司馬なんか若者は読まないよ。
大体漫画すら読まないというのに。
３０代の私でさえ、あんまり読んでないなあ。かなりの読書家だと思うが。
２０冊くらいは我慢して読んでるんだけど正直これに熱狂する気がわからない。
土方歳三は好きだが司馬遼の描く「燃えよ、剣」の土方は嫌いだ。
こんな男に萌える女がいるのが信じられん。後ろ頭バコってやりたいくらい阿呆やもの。
何が「男の生き方は美しさを作るためにある」（だったか？）よ。なんてえ、迷惑。
それは地元でやってくれ、上方を荒らしまくるのが美しい事だったか？
司馬遼が大嫌いなのはこの「いっちゃてる」視線だな。「俯瞰」と本人は称しているらしいが真実は見ない、
自分の幻想だけ見る、これにやられちゃってる、年寄りがダメだ。
朝日に寸評を出してた人、見事に年寄りばっかり。これが馳星周とか、石田依良だったらまだ説得力あるけど。
井上ひさしの講演が略してのってたのは結構面白かった。
全体がどうだったのかわからないけどほめてるようには思えなかったね。
井上ひさしと司馬遼なあ、が私の意見だ。この人の厳しい敏感さなら司馬遼がもってる
冷たい偏見と特権意識が見え透くだろうに。
上方商人のお里出だったから金儲けは相当上手かったね、司馬遼太郎君。
地方町おこしの有象無象と結託すればバッチ来い、の金回り、儲かりまんな、おやっさん。
利権まき散らしの議員さんのする事とあんまりかわりまへんな、残念やったねえ、
結局有象無象にしか持ち上げられなくて。昔も今も。
私は大体、この人の「みどり」夫人がうさん臭くて嫌だ。
このあいだ、けなげにも懸命にゼシカちゃんとの結婚の道を探ってる人のサイトに
「自分を「ミーティア」なんて三人称で呼ぶような気色の悪い女とは結婚したくない」と書いてあって
大いにうけたが、同じ事をこの「夫人」にも言わせてもらおう。「みどり」夫人なんて人に呼ばせるのはどうよ。
あ、前夫人がいたってこと暗に告白してるのか、そうね、不倫略奪愛だもん。ひょっとして事実婚だったか？
でも「福田」姓を名乗ってるしなあ。
奥さんが全面に出て来る必要があるのは議員さんくらいなもんだろう。
歌舞伎役者の奥様方が出てくるのも感心せんなあ。あれってどうよ。
創作者、制作者の妻がしゃしゃり出てくるのって舞台裏まで金に換えてるみたいで気味悪い。
みどり夫人は司馬遼に結婚歴が以前あった事を全く無視してのやりようなのがさらに薄汚い。
司馬遼の略歴「みどり夫人と結婚」はあっても前夫人と結婚、子供もあり、はない。
よっぽど手酷く念書をとってると見えて前の結婚の時の子供は全く出てこない。残念だ。
そして旦那を「司馬さん」呼ばわりだから、そういう「プレイ」は寝室だけにとどめてね、外ではやらないで。
司馬遼死んだ後もこうもがんがんやってくれちゃってるのはこのみどりちゃんがかなりの遣り手婆あと見た。
みどりちゃんが死ぬまで司馬遼フェアは続くな。ああ、迷惑、、
まあ、でも確かに「夫婦二人」で作った作品なんだろう。みどりちゃん、元編集者だしね。
でも「司馬遼」の名前だけがあまりに一人歩きしてしまって絶対「内助の功」なんて言葉だけ知って
パフォーマンスにつかうのは好きでも実際やる気はないんだろう。本当「素敵な奥さん」やわあ。
ああ、世の中うざいことばかり。ま、これも人生か。
