はてなの話題では常に「婚活女子!」が必ず出るんだけれども
「婚活男子」をあまり見かけないのはネタにしてもおいしくないからだろうと
わかってしまうところがネットに存在する山のような婚活業者が
ほぼ詐欺師である証拠だろうと納得している。
いじる対象は常に女、特に若い女が一番おいしい。
そんな素敵な性差別者が多いはてなでは決して書かれることのない話を少し。
婚活ネタとよくセットされる「高学歴高収入」に関して
最近の高学歴男子は、特にそれが文系において顕著であるのだけれど
自分と同等の学歴女子と結婚する、が一種のステイタスになっている感がある。
増田で騒がれるほど、高学歴高収入女子が結婚に困るということはなく
彼女たちが配偶者に求めるのは「愛することが出来る」のみで
別に相手に高収入、なんだったら高学歴を望むことすらない場合もあるようだ。
自分一人で十分以上な収入を得た人間が結婚相手に収入をさほども求めないのは
今まで男性がそうであったのを見ればよくわかる。
結婚に愛以上の+アルファーを求めるのが男性に増えている現実は
あまりネット記事に出ないのを私は不思議に思っているものの、
自分の下司さを認めるほどにも男性ネット利用者が円熟していないせいだろう。
特にはてなは高齢利用者率が高い割に未婚、あるいは晩婚らしき人間が多いので
40~50代と言えど、現在の本物の若者に触れる機会がないようなので
いつまでも平成どころか昭和の感覚を持って書かれる与太記事に喜ぶ、
40代ならもう大学生の子供を持っていてもおかしくない年代だが
この手の人間はネットにかかわることがないのだよな。
高学歴高収入であっても女性で未婚であれば見下してもよいかのような潮流は
いつまでもなくならないけれど、その手の女性が結婚していないのは
「男に選ばれない」などという周囲の希望的観測が正解ではなく
単純に愛することが出来るような魅力ある異性がいない悲しい現実、
要するに、同じ高学歴高収入を持っていても自分と同じ異性を魅了する能力に
決定的に欠ける男性が圧倒的に多い、
これを全く指摘しないネットはなんと男性にやさしい世界であるか。
いつまでも高望みをして結婚できていない男性が実は女性よりはるかに多いのは
当たり前のこと過ぎてネットに出ないものかと一人ごちたりする。
高学歴高収入カップルが破綻するのは収入は同等を求めたくせに「男だから!」で
家事、子育てを女性側に丸投げし、はてはショーもない浮気をしがちである、
ばれたらイマドキ高学歴女子は離婚にためらいがない、
うちの既婚の娘は現在の夫氏と万が一にも何かあって離婚しても
「次お願いします!」予備軍に困らない現実を見ていると
なんだかかつての男女逆転現象が現れているなあ、と思うのでした。
高学歴高収入女子と結婚出来たら男性がむしろ「捨てないで!」になる、
それがこれからの正しい在り方だとはてなが気が付くことはないだろうと
気の毒にも思うのでした。
まあ、高学歴高収入女子はやはり「レアアイテム」だしね。
語るに足るほどのことを知っている人間はネットにはいない、私も含めて。
極少数の話は捏造されやすい。おわり。