どのお仕事でも。

アラサー世代は大変、というのがしみじみわかる親世代。

アラサー世代の未婚、既婚姉妹が娘にいて

そのお友達たちの動向を知るに、娘たち含めほぼ全員が爆裂に働いている。

女の子の場合、男の子のように「仕事だけ」というわけにはいかないからなあ。

「この仕事が片付けば妊活に!」なんて言ってるアラサー女子は無数。

男子側で「この仕事が片付けば妊活!」なんて言ってるのは皆無。

激務男子は大体専業主婦と結婚している。そしてすでに子持ち。とほほ。

保育園の保母さんを自称する増田のボヤキが上がって、

こういう保護者一人一人にとっては「何でもないけど大事」と思っていることが

何十人と重なれば相当な「業務量」と化すことが

同じ働く人間なのになぜわからないのか、

細かな業務の多さで人はつぶれるというのに、なんだかなあ、と思って

はてなーの子供は保育園は預からないほうが良い気がする」と書いたものの

かの増田は消え、トップの多くは増田を非難するものばかり、

何の仕事をして保育園を使っているのか、

忘れもしない、年収2千万円アラサー地方底辺出身慶応医学部卒ゆな先生が

「公立保育園が高い!」などとのたまったことを。

アラサーで年収2千万円ある人間が何で公立の保育園?と思ったのはともかく、

公的福利厚生でたとえ年収が1億だろうが公立の保育園利用料は

上限があって変わらない現実に目がいかない慶応卒ってなあ。

「頭が悪い」と触れ回っているのかと思った。

ここ10年前後のネットを見るに

どう考えても慶応の値打ちを損ねる活動が慶応卒者には多いようだが。

それはともかく、さほども高くない給料でこき使われるに等しい環境下でも

一生懸命働いている保育士さんたちが娘世代にいるのを知っていると泣けてくる。

その活躍はほぼ親がかりで支えられているというのに。

また、娘の友達には看護師薬剤師医師がいて、それぞれ既婚だろうが未婚だろうが

「私が子供を産めるのっていつ?」とぼやいている。

それほど職業は過酷だ。

また大企業理系総合職である下の娘にしろ、大企業正社員事務職の上の娘にしろ

「できる!」とみなされたら半端ない業務量が押し寄せる。

出来る人間に誰もが仕事をやってもらいたいのはわかるが、

なんでできない人間がだらだら残業代を稼いで

業務時間内で山ほどの仕事をやり上げる人間の成果の半分だったりするのか、

「規定以上の残業をして「俺、今月の給料、ほぼボーナス超えたわ」なんて言ってる

阿呆の成果がなんで残業をできるだけ抑えるために時間内にすべて終わらせてる

私の半分以下なんだよ!それ、「激務なおれぇ」じゃなく馬鹿だろ!」と

辛らつな下の娘ははらわたが煮えくり返っているよう。

上の娘も同じく。

ショーもない業務の責任をたらいまわしにした挙句、押し付けようとしてきたのを

押し付けられかけた娘が各所に根回しして返そうとした瞬間に、

そのやりとりを関係のない部門にまでなぜかオープンにして

対応にまた時間をかけさせて、

無駄な業務を増やした側にぐうの音も出ないくらいきっちり理を通して突き返したので

最初に回してきた側が責任を取ることになったものの、

それを認めさせるのにかかった時間の多さと言ったら、

「泣ける」と上の娘はぼやいていた。

なんでまたこの世代はここまで大変なのか、離れて暮らす親は泣ける。

勉強ができるってねえ、実は仕事もできるってことですわ、

ネットには絶対出ない現実ですが。おわり。